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Visaのタッチ決済が日本初の鉄道対応。第1弾は京都丹後鉄道
2020年11月20日 12:04
三井住友カードとビザ・ワールドワイド・ジャパンは、決済プラットフォーム「stera」を活用した、交通機関における距離に基づき変動する運賃に対応した決済ソリューションの提供を開始。11月25日よりWILLERとともに、京都丹後鉄道でVisaのタッチ決済の取り扱いを開始する。
これまで均一運賃の交通機関における決済には対応しており、みちのりホールディングスの茨城交通等で導入されていた。今回提供を開始するサービスは均一運賃に加え、乗降情報から運賃計算を行なう距離制運賃に対応。京都丹後鉄道では、均一運賃・距離制運賃に対応したVisaのタッチ決済を取り扱う。鉄道でのVisaのタッチ決済の導入は日本初。
同サービスは、steraとQUADRACの公共交通機関向けシステムを連携。運賃計算やリスク管理のほか、クラウド経由で企画券等のサービスを提供できる。乗降時には、Visaのタッチ決済に対応したカード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマートフォン等を車内・駅構内に設置された決済端末にかざすことで乗降できる。
三井住友カードとVisaは、公共交通機関の事業者に向けた決済ソリューションを開発・提供することにより、国内の利用者、旅行者、および訪日外国人の乗車時の運賃支払いをスムーズにでき、日本国内の快適な移動を実現するとしている。