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長野のバスにVisaのタッチ決済・QR決済。長電 志賀高原線

長電バスは、急行バス志賀高原線の車内において、Visaのタッチ決済およびPayPay、Alipayを、2月25日より導入する。甲信越地方の公共交通機関でのVisaのタッチ決済導入は初。

対象路線は、急行バス志賀高原線の長野駅~志賀高原間。対応するキャッシュレス決済の種類は、Visaのタッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)・スマートフォン等、およびPayPay、Alipay。

決済プラットフォームは三井住友カード提供の「stera」、利用機器は小田原機器提供のキャッシュレス運賃収受対応タブレット端末「SELF」。またビザ・ワールドワイド・ジャパンが、Visaのタッチ決済導入サポート全般を担う。

導入の目的は、観光客の運賃支払いの利便性向上。これまで急行バス車内では、現金決済のみの対応だった。また、運転士と乗客の接触機会が減ることによる、新型コロナウイルス感染防止の効果も見込む。

2月25日から5月31日までの期間を本格導入に先駆けた試験導入期間とする。停車場所の少ない急行バスに先行導入し、今後の一般路線バス等への導入の有効性を確認する。

急行バス志賀高原線は、長野駅と志賀高原を直結するバス路線。途中には地獄谷野猿公苑といった観光地もある。