ニュース

小田急のMaaSアプリ「EMot」がデザイン一新。バージョン2.0

従来のEMot(左)、EMotバージョン2.0(右)

小田急電鉄は10日、MaaSプラットフォーム「EMot」を、バージョン2.0へアップデートした。複合経路検索機能の向上したほか、オンデマンド交通の手配・決済機能などを追加し、基本デザインを地図ベースのものに一新した。

トップページは、地図をベースにしたデザインに変更。現在地周辺や目的地近くで、EMotでチケットが買える施設やフリーパスの優待施設が見つけやすくした。トップ画面上部の「買う」「使う」のタブから、各チケットの購入や利用が可能。また、右上のアイコンからカメラ機能を起動し、QRコードの読み取りが行なえる。

複合経路検索機能の向上では、従来の時刻表を基本とした検索結果に加え、小田急線と小田急グループバスの「リアルタイム運行情報」と小田急線の「混雑予報」をあわせて表示。混雑を6段階で表示することで、より移動の計画を立てやすくする。運行状況は東京・神奈川エリアを中心に順次対応予定。

また、シェアサイクルやタクシーを組み合わせた複合経路検索結果は、その日の利用者のニーズにあわせたモビリティサービスのみを簡単に反映できるようにした。

画面上部には、「デマンド交通」や「カーシェア」などのボタンを設置。タップすると、周辺で利用できるオンデマンド交通を簡単に検索・配車手配・決済できる。11月16日から町田市山崎町付近でスタートするオンデマンド交通「E-バス」や新百合ヶ丘駅周年でのオンデマンド交通実証実験に対応する。