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小田急MaaS「EMot」に「シェアサイクル」タブ新設

小田急電鉄は、MaaSアプリ「EMot(エモット)」を7月25日にアップデート。シェアサイクル「ドコモ・バイクシェア」と「HELLO CYCLING」のサイクルポートを地図上で確認できる「シェアサイクルタブ」の新設と、「ドコモ・バイクシェア」の予約・利用・決済サービスを開始する。

EMotは、鉄道やバスを組み合わせた「複合経路検索」や、箱根や江ノ島など観光地のチケット、ロマンスカーの特急券購入などができるMaaSアプリ。

新設する「シェアサイクルタブ」では、リアルタイムの満空情報を加味したポート情報を地図に表示。ドコモ・バイクシェアとHELLO CYCLINGの情報は1タップで切り替えられる。

ドコモ・バイクシェアを利用する場合は、アプリ内でダイレクトに手続きが可能。「いますぐ使う」または、20分以内に利用を開始する「予約する」をタップすることで利用できる。ドコモ・バイクシェアのアカウントを新たに登録する必要がなく、EMotに登録のクレジットカード情報に基づいて予約から決済まで行なえる。

HELLO CYCLINGを使う場合は、別途アプリをダウンロードする必要があるが、1タップで公式アプリへ自動遷移する。

同社は、2019年9月のEMotサービス開始当初から、複合経路検索でドコモ・バイクシェアとHELLO CYCLINGを含む検索結果を表示していた。今回の連携強化により、検索から利用までをスムーズに操作できるようになった。