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「PayPayテーブルオーダー」開始。席からスマホで注文

PayPayは、大阪府の対象店舗で店内注文サービス「PayPayテーブルオーダー」の提供を開始した。飲食店のテーブルや座席で、ユーザーが自分の「PayPay」アプリで注文用QRコードを読み取り、飲食店が販売する飲食物の注文から決済までが可能になる。

スマートフォンのPayPayアプリにある「テーブル注文」アイコンから利用できる。注文用QRコードを読み取り、テーブル番号を入力するとPayPayアプリに店舗のメニューが表示されるので、注文したい商品や数量を選択して注文する。商品を受け取った後、ユーザーが受取完了通知を押すと支払が完了する。

これにより、不特定多数の利用者が触れる印刷物のメニューに触れること無く注文ができ、退店時の決済も不要なため、新型コロナウイルスなどの感染症対策にもつながる。店舗側も、従業員がテーブルをまわって注文をとったり、会計を受け付ける必要がなく、接触機会の削減や業務効率化を促進できる。

PayPayは大阪が「大阪コロナ追跡システム」の普及拡大とキャッシュレス推進を目的とした「大阪おおきにアプリ事業」の「大阪おおきにアプリ」として採用されており、大阪おおきにアプリ事業参加店舗は、2022年3月31日まで「PayPayテーブルオーダー」を無料で利用できる。

大阪府内では、「PayPayテーブルオーダー」のアイコンに大阪府の公式マスコットキャラクターである「もずやん」を表示。店舗に設置された「大阪コロナ追跡システム」登録用のQRコードをスキャンしメールアドレスを登録すると大阪府から届く「登録完了メール」にある飲食店のストアページ(PayPayマイストア)からも「PayPayテーブルオーダー」を利用できる。ストアページでは、店舗のお知らせやおトク情報なども閲覧可能。

「もずやん」アイコン
「PayPayテーブルオーダー」を「大阪コロナ追跡システム」から利用する手順