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花王、つめかえ用パックをボトル容器代わりにする「らくらくスイッチ」

花王は、軽い力で押すだけでフィルム容器から一定量の液が出せる「らくらくスイッチ」を実用化。対応するフィルム容器採用の乳液を9月19日に発売する。

らくらくスイッチは、元々はつめかえ用として開発されたフィルム容器「ラクラクecoパック」の口の部分につけて使うもの。容器に装着する部分の反対側には液を出す口、中央にはやわらかいドーム状のパーツがあり、ドーム状のパーツをスイッチのように押すと、ポンプを押したときのように一定量の液が出てくる。

この特徴から、ポンプつきのボトル容器を使用する必要がなくなり、またラクラクecoパックはボトル容器よりもプラスチック使用量が少ないことから、ポンプつきのボトル容器と比較して、プラスチック使用量を約50%削減できるとしている。

そのほか、らくらくスイッチには2つの弁がついているため、液を出しても容器の中に水や空気が入っていかず、中身が常に衛生的に保たれることも特徴に挙げる。また液をほぼ最後まで使い切れるとする。

最後まで使い切ったときの様子

らくらくスイッチの使用を想定した容器で販売するのは「ビオレu ザ ボディ ぬれた肌に使うボディ乳液(お風呂場で使うタイプ)」。浴室のタオル掛けなどにつりさげて本体として使用する新容器を採用しており、本体300mlにらくらくスイッチとフックが付属するセット品、および本体のみのつりさげパック(つけかえ用)を用意する。

セット品パッケージとセット内容
つりさげパック(つけかえ用)