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ダブル高気圧で高温傾向、ピークは8月。猛暑見解2020

ウェザーニューズは、「猛暑見解2020」を発表した。それによると、西・東日本の今夏(7月〜9月)の気温は、平年より高く、北日本と沖縄でも平年並か高い予想という。暑さのピークは8月。

西・東日本の梅雨明けは7月中旬頃。梅雨明け後、全国的に平年より気温が高く、西日本や東日本を中心に厳しい暑さとなる。9月に入っても高温傾向で、お彼岸の頃までは残暑が続く。

広範囲で暑さのピークは8月。チベット高気圧と太平洋高気圧が重なり合う「ダブル高気圧」となる可能性があり、これにより、35℃以上の猛暑日が続いたり、フェーン現象が起こりやすい場所では40℃前後の酷暑になる可能性がある。

なお、夏から秋にかけて「負のインド洋ダイポールモード現象」や「ラニーニャ現象」に近い海面水温分布時の特徴が現れる可能性がある。近年では西日本で記録的猛暑となった2013年に特徴が似ているとし、当時、高知県江川崎では最高気温41℃を記録した。