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ウェザーニュースが「天気痛予報」。気圧変化による頭痛など

ウェザーニューズは、スマホアプリ「ウェザーニュース」で「天気痛予報」の提供を開始した。天気の変化に起因する体の不調「天気痛」を予測することで予防・対策に役立てる。

気象医学者の佐藤純医師との共同開発。ユーザーから寄せられた症状報告と、気圧データの分析で、人の生体リズムや人が持つ気圧センサーに影響し、天気痛の発症に寄与しやすい気圧変化パターンを独自に指数化。天気痛発症リスクを“警戒”“注意”“やや注意”“安心”の4ランクで算出する。

同社は佐藤医師と共同で天気痛の発症と気象要素の関係を分析。ユーザーの症状報告と気圧データに基づくこれまでの分析結果から、「気圧の変化が通常のパターンからずれた時」に天気痛を感じることが多いことが分かったという。

天気痛予報では、低気圧や台風の接近などの気圧変化に加え、天気図に現れない微少な気圧の変化も考慮。6日先までの予報を提供する。

毎日の予報のほか、3時間ごとの予報と天気、気圧の変化も確認できるため、薬を飲むタイミングの参考にもなるという。過去1週間分のデータも確認でき、症状の振り返りや分析にも利用できる。

また、天気専門チャンネル「ウェザーニュースLive」でも天気痛予報の解説コーナーを開始。翌日の予報と原因となる天気の解説を動画で紹介。「くるくる耳マッサージ」の実演など、おすすめ対策なども紹介する。