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「ウォーターズ竹芝」に羽田行き貸切リムジンボート。浅草・お台場定期便
2020年6月11日 07:00
JR東日本は、複合施設「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」で、浅草や両国、お台場などを結ぶ定期航路線を6月19日より順次開始。羽田空港と竹芝を結ぶ貸し切りリムジンボートの実証実験も行なう。また、新型コロナウイルスの影響で開業が延期されていた、アトレ竹芝第I期を6月17日より開業する。
定期航路線は、竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)から発着する水上バス。東京都観光汽船、観光汽船興業が運行する浅草、豊洲ルート便は6月19日より、東京都公園協会が運行する、浅草、両国、お台場、葛西などへ向かう便は6月21日より運行を開始する。
羽田空港と竹芝をリムジンボートで直結する「羽田空港アクセス船」の実証実験は、7月13日より開始。実験により竹芝地区の新たな交通手段の可能性を検証する。
実証実験では、「ベーシックプラン」と「トータルサポートプラン」の2つを用意し、貸し切りのみで申し込みを受け付ける。貸し切り料金は、ベーシックプランが31,900円(税込)から。トータルサポートプランが50,000円(同)から。いずれも定員は11名。
ベーシックプランは、羽田空港国際線・国内線ターミナルタクシー乗り場と、最寄りの船着き場までは、タクシーでの送迎を利用できる。
トータルサポートプランは、タクシーの代わりにハイヤーを利用。利用者は羽田空港などの出発地からハイヤーで船着場まで移動し、荷物はハイヤーに載せたまま乗船。ハイヤーは、荷物を載せ、ホテルなどの目的地に荷物を直接届けるため、利用者は荷物を持つこと無く水上の旅を楽しめるとしている。
竹芝地区船着場は、竹芝エリアマネジメントがWATERS takeshiba前面の汐留川の占用許可を受け、JR東日本が船着場の整備を行なうもの。水上バスの定期運行などによりアクセス性、回遊性を向上し、竹芝地区の利便性・魅力向上を図る。
新型コロナウイルスの影響で開業が延期されていた、アトレ竹芝第I期は、6月17日から開業。浜離宮を臨みながらゆったりとした空間を楽しめる、初の「駅ソトアトレ」となる。
開業するのはタワー棟の一部。海外ビール・ワインの輸入販売や「世界のビール博物館」などの飲食運営を行なう「ワールドリカーインポーターズ」の新業態「ブラウアターフェル」や、パリ発のオーガニックスーパー「ビオセボン」など6店舗がオープンする。
WATERS takeshibaの所在地は、東京都港区海岸一丁目10番30号。
