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虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーに「虎ノ門横丁」。東京の名店集結

虎ノ門横丁

1月に竣工した「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の商業施設が6月11日に開業。東京中の名店26店舗が集結するという「虎ノ門横丁」のほか、エリア初となる物販フロアやスーパーマーケットなど、全59店舗が出店する。

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの商業施設の規模は約7,600m2。虎ノ門横丁、物販フロア、スーパーマーケットのほか、ビジネスシーンでの利用を想定した手土産を購入できるフロアや、レストランなどを展開する。

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー 外観(左)

店舗の内訳は、物販7店、食物販6店、飲食46店。今回の開業により、虎ノ門ヒルズエリアの商業施設は森タワーと合わせて約11,300m2、82店舗となる。

虎ノ門横丁が設置されるのは3階。店舗カテゴリーは和食6店舗、中華料理6店舗、イタリアン・フレンチ4店舗、エスニック・洋食・その他6店舗、バー3店舗、期間限定の「虎ノ門横丁 POPUPレストラン」1店舗。

創業70年の「鳥茂」、築地銀だこの新業態「築地金だこ」、銀座の割烹「器楽亭」、松濤の紹介制レストラン「エレゾハウス」による「ELEZO GATE」などが出店する。

鳥茂 分店
築地金だこ
虎ノ門酒場器楽亭+
ELEZO GATE

虎ノ門横丁では、利用者が混雑を回避し、安心して利用できる環境を整えるため、「LINE」の機能を活用。整理券発行機能、モバイルオーダー機能、入店の順番待ち機能を導入する。

整理券発行機能は、入場規制時にLINE上で整理券を発行するもの。自分の順番が近づくか、規制が解除されると通知が表示される。

モバイルオーダー機能はテイクアウトの際に利用。モバイル上の「お持ち帰りメニュー」から注文と決済が可能で、料理が完成すると通知が表示されるので、店頭でのスピーディな受け渡しができる。

順番待ち機能は、店頭に並ぶことなく入店待ちを可能とするもの。自分の順番が近づくと通知が表示されるほか、待機人数の確認もできる。客に混雑状況をを知らせることが、混雑の回避につながるとしている。

また、施設内人数が一定以上に達した際のアラート発信や、フィジカルディスタンスに配慮した座席配置など、安全・安心な虎ノ門横丁を目指す。

虎ノ門横丁のほか、地下1階から地上3階と4階の一部に、飲食、物販、サービスの計33店舗を展開。

地下1階は、スーパーマーケット「福島屋」および飲食店など9店舗。

1階は、和菓子、スイーツ、ワインなどの手土産をセレクトした食物販や、フレンチの巨匠ジョエル・ロブションのカフェ&ブティックの新業態「LE CAFÉ LA BOUTIQUE de Joël Robuchon」など9店舗。

2階は、ワークショップイベントや書籍のセレクトを展開する「SPBS TORANOMON」や、ファミリーマートとアーバンリサーチの新業態「アーバン・ファミマ!!」など8店舗。

3階は、虎ノ門横丁のほか、シュラスコ料理「バルバッコア」など、レストラン6店舗。

所在地は港区虎ノ門1-17-1。商業施設の営業時間は、物販が11時から20時、食物販が10時30分から19時30分、虎ノ門横丁含む飲食が11時から22時。

商業施設インテリアデザインは片山正通氏(ワンダーウォール代表)、虎ノ門横丁のインテリアデザインは谷尻誠氏、吉田愛氏(SUPPOSE DESIGN OFFICE)、虎ノ門横丁全体プロデュースは横川正紀氏(ウェルカム代表取締役)、虎ノ門横丁店舗監修はマッキー牧元氏(タベアルキスト)。