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新型コロナの感染事例を地図上に表示。JX通信社「NewsDigest」

JX通信社は、ニュース速報アプリ「NewsDigest」において、新型コロナウイルス感染者の利用が公表された場所の情報を地図上で確認できる「感染事例が報告された場所の情報」マップを提供開始した。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については、病院や大学、コールセンター、ライブハウスなどでの「クラスター感染」発生が問題となっており、自治体や企業により、感染者の出入りのあった店舗や事業所等の情報が公表されている。

一方こうした情報は、全国の自治体や企業が個別判断のもとに公表しており、統一的な整理や発信が行なわれていない。JX通信社では「感染経路調査による新たな感染者の発見を困難にし、近隣の企業や施設に対する根拠のない噂やデマ・フェイクニュースの拡散、風評被害の原因にもなっている」とする。

今回の「マップ」では、企業や自治体が発表した感染事例報告場所を地図上に集約、整理し、NewsDigestアプリ内で表示できる。NewsDigestアプリの「新型肺炎」タブ内に「感染事例が報告された場所の情報」を用意し、住まいの地域や勤務地周辺の施設情報をチェックできるようになる。

また、風評被害など防ぐため、消毒済みなどの対応についても明記。NewsDigestアプリのほか、企業向け緊急情報サービス「FASTALERT(PC対応)」でも確認できる。