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東京メトロと都営地下鉄、ホームと車両の段差・隙間情報を公開

東京メトロの公表イメージ

3月30日より、東京メトロと東京都交通局の各ホームページ上で、プラットホームと車両床面の段差・隙間の縮小の整備状況について公表する。

東京メトロと東京都交通局は、国土交通省監修の「公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドライン」に、車いす利用者が単独で乗降しやすい段差と隙間の目安値が示されたことを踏まえ、利用者の利便性向上を目的に、目安値を満たす乗降口について公表するとしている。

東京メトロの対象駅は銀座線、丸ノ内線、東西線、千代田線の各駅と、東京2020大会会場最寄り駅。都営地下鉄の対象駅は三田線、新宿線、大江戸線の各駅(三田線目黒駅、白金台駅、白金高輪駅、新宿線新宿駅を除く)。

段差や隙間の情報は、図で提示。各車両の段差・隙間の対策実施箇所を記号で表示。駅の形状により、対策済みの箇所でも目安値を満たさない乗降口があるため、各駅で目安値を満たす乗降口について色で表示している。なお目安値は、段差3cm以下(乗車率100%から150%程度)、隙間7cm以下の場所を指す。

都営地下鉄の公表イメージ