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Twitter、年齢・障がい・病気にもとづくヘイトツイートは削除

禁止するヘイト投稿の例

Twitterは6日、ヘイト行為に対するポリシーの範囲を広げ、年齢、障がいや病気にもとづいて人間性を否定する言葉が報告された場合、削除を義務付ける。

同社では、2019年9月に「宗教」にもとづいて人間性を否定する言葉を含むツイートについて、削除を義務付けるポリシーの運用を開始。今回、年齢、障がい、病気にもとづいて人間性を否定する言葉にも対象を広げた。

なお、以前に投稿されたツイートに対して違反報告があった場合、違反ツイートは削除の必要がある。ただし、ルール施行以前に投稿されるているため、即アカウント凍結に繋がるということはない。

Twitterは、ポリシーの対象範囲の拡大とともに知識や情報の習得も続けている。一方で、「意見にすべて応えられないことも認識している」とし、人種、民族、出身国など、より複雑なカテゴリーを対象とした人間性を否定するスピーチにどのように対処すべきかを検討するため、外部の専門家とグローバルなワーキンググループを立ち上げ。ルールの拡大は、慎重かつ効果的に行なうとしている。