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東京駅にエキナカ商業空間「グランスタ東京」

待合空間「スクエア ゼロ」イメージ

JR東日本は、整備を進めていた東京駅北通路周辺について、6月17日より新たな待合空間、改札口、改良通路、バリアフリールートを使用開始する。また、整備によって生み出されたスペースを活用したエキナカ商業施設「グランスタ東京」を同日に開業する。

JR東日本グループでは「東京駅が街になる」という「Tokyo Station City」のコンセプトのもと、東京駅構内や駅周辺を順次整備している。

新たに誕生する待合空間の名称は「スクエア ゼロ」。地下1階に位置し、着席を基本とした待合機能を強化。吹き抜けのある空間にデジタルサイネージを設置して、四季折々の季節感を演出するほか、日本の魅力を発信するイベントも開催する。

新改札口は「グランスタ地下北口」として、北地下自由通路と直結。改札口周辺にクローク機能を設置し、利便性向上を図る。丸の内北口と八重洲北口の1階改札内を結ぶ北通路の改良では、通路幅員が12m、天井高が2.6mとなる。

新改札口「グランスタ地下北口」イメージ

バリアフリールートの増設としてエレベーターを設置する。設置場所は北地下自由通路の丸の内側地下1階階段脇(7月中旬)、丸の内側中央部階段脇(6月下旬)、中央通路と北通路間(6月17日)、新幹線北乗換口(使用開始済み)。

バリアフリールートの増設

また、東京駅北通路周辺整備によって新たに生み出されたスペースを利用し、JR東日本で最大規模のエキナカ商業空間「グランスタ東京」を6月17日に開業する。

「グランスタ東京」イメージ

開発コンセプトは「Debut in Tokyo Station ~そこにいけばきっと何かがある~」。新たに66店のショップとレストランを出店。うち飲食店は30店舗以上で、合計約1,000席。待ち合わせ、乗り換え時間をゆっくり過ごせる空間を提供するという。

新設の店舗面積は約6,500m2、既設店舗との合計では、店舗面積が11,300m2、店舗数が154店。運営会社は鉄道会館。

「グランスタ東京」イメージ