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「アサヒ おいしい水 天然水」完全ラベルレス化

アサヒ飲料は、「アサヒ おいしい水 天然水」を、完全ラベルレス化することを発表した。資源循環や環境負荷低減に対する取り組みの一環。

ラベルレス商品とは、ペットボトルを包むフィルム状のラベルをなくしたケース販売専用商品。通常ラベルに記載している原材料名などの法定表示は外装段ボールに記載。個々の商品への記載が必要なリサイクルマークは、ペットボトルへ貼付したタックシールやキャップに記載している。

アサヒ飲料は、2018年からラベルレス商品を展開。年間販売目標の100万箱を達成したという。また消費者からの「ラベルを剥がす手間がないのは助かる」「エコでラク」といった意見を紹介している。

アサヒ飲料ではこれまで、十六茶 630ml、六条麦茶 660ml、守る働く乳酸菌 PET100ml、おいしい水 天然水 2lのラベルレス商品を展開。2月3日より、ウィルキンソン タンサン 500mlのラベルレス商品をAmazon限定で発売する。

現在、経済産業省において資源有効利用促進法に基づく識別表示に関する制度変更も検討されており、今後タックシールを外すことが可能となった場合、制度変更に対応した商品の検討を進めるとしている。また、2020年はラベルレス商品トータルで約150万箱の出荷数量を目指す。