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三ツ矢サイダー、100%リサイクル素材のペットボトルをテスト展開

アサヒ飲料は、三ツ矢サイダー500mlのボトルにメカニカルリサイクルによる再生PET樹脂を100%使用し、10月より一部商品でテスト展開する。同社が定める持続可能な容器包装の実現目標「容器包装2030」に向けた取り組みで、テスト結果を検証し、使用の拡大を検討する。

同社は'19年7月より、カルピスウォーターなど乳性飲料の一部でリサイクル素材を容器に採用。その後、「三ツ矢」ブランドや「ウィルキンソン」ブランドなど、ボトルの耐圧性が要求される炭酸飲料の一部商品まで使用を拡大してきた。

そのほかにも、ラベルレスボトルやライスインキを使用したラベルの開発、植物由来原料を使用した容器資材の使用など、環境負荷削減の取り組みを20年以上続けている。

「容器包装2030」では、2030年までにペットボトルやラベル、キャップなどプラスチック製包装容器の60%(重量ベース)にリサイクル素材や植物由来の環境配慮素材を使用するなどの目標を定めている。