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「キットカット」のパッケージが紙に。ネスレのプラごみ対策

ネスレ日本は、チョコレート菓子「キットカット」の大袋タイプ5品の外袋を、プラスチックから紙パッケージに変更し、9月下旬出荷分より全量切り替えを行なう。プラスチックごみの課題解決に向けた取り組み。

キットカット ミニ 14枚

対象製品は「キットカット ミニ 14枚」、「キットカット ミニ オトナの甘さ 13枚」、「キットカット ミニ オトナの甘さ 抹茶 13枚」、「キットカット ミニ オトナの甘さ 濃い抹茶 12枚」、「キットカット ミニ 12枚」。

世界190カ国で事業を展開するネスレは、2018年4月、製品の包装材料を2025年までに100%リサイクル可能、あるいはリユース可能にするというコミットメントを発表。コミットメント達成に向けた最初のステップとして、今回の変更を行なう。ネスレ日本では、年間約380tのプラスチック削減を見込む。

また、今までは廃棄されていたパッケージを使い、折り鶴などを作って大切な人に想いを伝える、というコミュニケーションを提案する。

今後は、2020年9月にキットカット大袋全製品の外袋を紙パッケージに変更。2021年にはキットカットの個包装をリサイクルしやすい単一素材にすることを目指す。