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キャッシュレス還元事業の還元額は780億円、決済額は1.9兆円

経済産業省は、キャッシュレス・ポイント還元事業の利用状況について、開始日の10月1日から11月25日までの対象決済金額は約1.9兆円、還元額は約780億円であることを公表した。

還元額の内訳は、5%還元対象の中小・小規模事業者(個店)が約650億円(約80%)、2%還元対象のコンビニを除いたフランチャイズチェーンが約30億円(約5%)、コンビニが約100億円(約15%)としている。

各区分ごとの加盟店登録数は、12月1日時点で中小・小規模事業者が約75万店(12月21日見込約84万店)、コンビニを除くフランチャイズチェーンが約4.8万店(12月21日見込約5.0万店)、コンビニが約5.4万店(12月21日見込約5.4万店)。

加盟店登録数の推移

対象決済金額に占める決済手段の内訳は、クレジットカードが約60%、QRコードが約10%、その他電子マネー等が約30%。なおこの数値は、各決済事業者が登録した決済データをもとに算出し、コンビニ等一部決済データから決済手段が判別できない加盟店についてはヒアリングをもとに補正している。