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横浜にロープウェイ。桜木町と新港ふ頭を結ぶ

景観イメージ案

横浜市は、泉陽興業と事業実施協定を締結。「桜木町駅前と新港ふ頭とを結ぶロープウェイ」事業に着手することを発表した。2020年度末の開業を目指す。

横浜市は横浜都心臨海部において、移動自体が楽しく感じられるような交通サービスの充実に向け、「まちを楽しむ多彩な交通」の提案を公募。泉陽興業は、桜木町駅前と新港ふ頭とを結ぶロープウェイを提案した。

施設名称を「YOKOHAMA AIR CABIN(仮称)」とし、延長約630mのロープウェイの整備を行なう。停留所は2カ所。ゴンドラは8人乗り36基、最大高さ約40m。支柱5基(地上2基、海上3基)。料金・営業時間は未定。

景観イメージ案

事業コンセプトは「新たな交通ネットワークの形成」、 「まちを楽しむ新たな体験」、「新たな景観と賑わいづくり」の3つ。

それぞれ詳しくは、新たな交通ネットワークの形成において、新しい交通による利便性の向上、新港ふ頭方面のアクセス機能の強化、客船受入れ機能との連携。

まちを楽しむ新たな体験において、港や街並みを見渡す新たな眺望の創出、移動自体が楽しめる新しい高所観覧の実現、特別な時間と空間を感じられる場の演出。

新たな景観と賑わいづくりにおいて、ダイナミックな都市景観の創出、横浜の魅力を世界に発信、周辺施設と連携した賑わい形成が挙げられている。