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横浜 みなとみらいのロープウェイの様子を見てきた。乗りたい

桜木町駅前と新港ふ頭とを結ぶ、日本初の常設都市型ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」が、4月22日に運行開始します。どこを通る? 駅やゴンドラの感じは? 気になっていても立ってもいられず、現在の様子を見に行ってきました。

最初にロープウェイができるというニュースを聞いたときは、誰が何のために使うのか疑問に思いましたが、1月に発表された大人1,000円、子ども500円という運賃から、交通よりも観光が主であることは想像に難くなく、事業を手掛ける泉陽興業も「高所移動観覧施設」として打ち出しています。もちろん、交通手段として利用する人もいるでしょう。

みなとみらいの観光スポットの1つである大観覧車と、ロープウェイのゴンドラ

YOKOHAMA AIR CABINは、横浜市が泉陽興業と事業実施協定を締結し、進めてきた事業で、桜木町駅前と新港ふ頭とを結びます。新港ふ頭は具体的には、みなとみらい21・新港地区にある「横浜 ワールドポーターズ」の目の前です。全長は約630m、所要時間は片道約5分

桜木町駅前のロープウェイ駅舎
JR桜木町駅を出てすぐ目の前にある
新港ふ頭のロープウェイ駅舎

それではロープウェイのルートを、桜木町側から写真で見ていきましょう。桜木町の駅舎を出ると、すぐ目の前の通りの上を横切り、汽車道方向へ抜けていきます。

桜木町の駅舎
駅舎すぐの場所
目の前の通りを横切る

駅舎の高さは建物の2階から3階くらいでしょうか。それほど高くはありませんが、最大高さは約40mということで、通りを横切るあたりからグッと高度を上げながら、汽車道に沿って新港地区方向へと繋がります。

通りを横切るあたりから高度が上がる。後ろに見える建物は横浜市の新市庁舎
新港地区方向へと繋がる
建物を背景にするとその高さが分かる
横浜ランドマークタワーからは見下ろす形になる
汽車道を挟み反対側からはこのように見える

ロープウェイに沿って歩いていると、今までなかったものがあるだけで、初めて見る景色の連続となり、周辺を歩き回ってしまいました。

動いている様子も見ることができました。ただし、運行開始前の様子を撮影しているため、スピードやゴンドラの間隔が実際の運行時と異なる可能性があります。

YOKOHAMA AIR CABIN

新港ふ頭付近まで来ると、汽車道の上を横切り、ワールドポーターズ前の駅舎に繋がります。

このように、ロープウェイがある街並みを歩いているだけで楽しめますが、ゴンドラから見える景色もまた、誰も見たことがないものであることも間違いありません。昼と夜とでも違う景色を見られるでしょう。

横浜といえば夜景スポットとしても人気ですが、ゴンドラがどのような光を放ってくれるのかも楽しみです。夜景撮影が好きな人にとっては、ロープウェイがある新しい横浜夜景は、撮りに行かざるを得ないでしょう。

乗るのも見るのも、本格始動は4月22日になります。どんな景色を楽しめるのか、想像しながらその日を待つことにしましょう。