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NTT Com、ビデオ会議システムで自治体手続きをワンストップ化

ワンストップ窓口のイメージ図

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とSTNetは、高松市において、自治体窓口業務にビデオ会議システムを活用した実証実験を、12月2日から開始する。

実証実験では、新たに「おくやみ手続窓口」を新設。手続きに関係する8つの課をビデオ会議システムでつなぎ、相談・手続きがワンストップで完結することを目指す。

近年、自治体ではシステム標準化や業務プロセスの見直しなど、自治体のバックヤード業務への生産性向上に向けた取り組みが進んでいるという。

その取り組みとして、高松市では、「スマートシティたかまつ推進協議会」を2017年10月に設立し、様々な業務にデジタル技術を活用する取り組みを、産学民官と連携し進めているという。

高松市のプロモーションビデオ

実証実験では、高松市の協議会会員であるNTT Comのクラウド型ビデオ会議システム「Sky Meet」を活用。また、今後の本格展開を見据え、高松市の庁内ネットワークから、地方公共団体を相互に接続するLGWAN(総合行政ネットワーク)経由でビデオ会議を接続する技術検証も実施する。技術検証には、STNetが提供するデータセンターサービス「Powerico」を活用してLGWANに接続、Sky Meetに接続する形態を想定している。