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NTT Com、AIが文字起こしや翻訳をする議事メモ作成サポートサービス

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、AIが自動で文字起こしや翻訳を行なう議事メモ作成サポートサービス「COTOHA Meeting Assist」の提供を、4月1日より開始する。初期費用は無料、月額利用料は35,000円から。

利用イメージ図

COTOHA Meeting Assistは、会議の内容をリアルタイムでテキスト化し、議事メモに必要な情報を自動で作成するクラウドサービス。自然言語解析技術を活用したAIサービス「COTOHA」シリーズの新サービスで、「COTOHA API」をはじめとするAI関連技術を活用している。

会議や打ち合わせなどの音声がリアルタイムでテキスト化され、ミーティング画面に表示。会議の場にいないメンバーも、テキストチャットでミーティングへの参加が可能。さらに、日本語から外国語・外国語から日本語への即時の翻訳ができるため、グローバルなビジネスにも活用できるとしている。

ミーティング画面

議事メモ管理画面では、発言の一覧表示や編集、音声ファイルの再生が可能。会話内容から自動的に抽出したタスクや重要な発言を議事に転記することも、簡単な操作でできるという。

議事メモ管理画面(部分)

専用の機器は不要で、インターネットに接続したパソコンやスマートフォンだけで利用可能。会話内容の音声データや議事メモのテキストデータは、利用者専有のクラウドサーバーに保管される。

オプション(別料金)で、利用するサーバーのCPUやメモリ、保存ディスク容量の追加が可能。CPU・メモリ追加は1CPU・8GB毎10,000円。ディスク容量追加は10GB毎1,000円。また、本サービスで利用する一部のAPI(音声認識および翻訳)については、別途契約が必要となる。