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ユニ・チャーム、使用済み紙おむつを衛生的にリサイクル

ユニ・チャームは、使用済み紙おむつから再資源化した原材料を用いた、再生紙おむつ等の試作品を製作した。使用済み紙おむつリサイクル技術の事業化を目指す。

使用済み紙おむつから、パルプや高分子吸収ポリマー(SAP)をリサイクルし、衛生物品に利用可能なレベルにまで再生する技術を構築。リサイクルしたパルプやSAPは、オゾン処理を経ることにより再度紙おむつに利用できる品質としている。

また、再生したパルプやSAPを材料とした、紙おむつ、トイレットペーパー、メモ用紙、紙製ファイルなどの試作品を製作した。

ユニ・チャームでは、使用済み紙おむつを使用したリサイクル技術を事業化すべく、「リサイクル事業準備室」を設置。使用済み紙おむつリサイクルという循環型モデルの認知拡大、普及浸透を目的としたコンソーシアムを2020年に設立するべく、検討を開始した。