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ユニ・チャーム、AR機能でおむつがトイレに誘う「トレパンマン」

ユニ・チャームは、トイレトレーニングで成功率がアップする紙おむつ「トレパンマン」に、「AR機能を搭載したごほうびシール」を採用し、12月中旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は898円から1,380円前後。

トイレトレーニングは、終えるまでにかかる期間が平均5カ月と長く、この時期の子どもは、「イヤイヤ期」と重なり、「トイレに行くのを嫌がる」「トレーニングパンツを履くのを嫌がる」傾向にあるとしている。

こうした悩みに対し、子どものやる気を促す機能を搭載したトイレトレーニング専用紙おむつを京都大学大学院教育学研究科の明和政子教授と共同で開発。AR機能を搭載した“ごほうびシール”がトイトレアプリ(iOSのみ。Androidは12月下旬ごろ公開)と連動する。シールにアプリ内のムーニーカメラをかざすとムーニーちゃんが登場し、トイレに誘ったり、応援したりする。

ごほうびシールは、子どもが飽きないよう男の子用・女の子用で各20種類用意。トレーニングを頑張った証にごほうびシールを専用台紙に貼っていくことで、子どもの達成感を高め、さらに次の目標に向かおうとする気持ちを引き出すという。両親は、専用台紙に貼られたシールでトレーニングの過程を振り返ることができ、子どもの成長を実感できるとしている。

そのほか「親子で楽しめるおしらせサイン」を搭載。おしっこによって浮かび上がるおしらせサインの周りにデザインを施し、トレーニング中の親子の会話を促進するという。男の子用にはくるま、女の子用にはハートマークがあしらわれている。

また、特許技術の「おなじ絵さがし」と「わくわくお絵かき」を搭載。おなじ絵探しは、紙おむつにプリントされた同じイラストを、親子一緒に楽しみながら探すことで、子どもがトイレに行くきっかけづくりを提供。トイレトレーニングは「嫌なことではない」「好きなこと」というポジティブな気持ちを引き出すという。

わくわくお絵かきは、トイレに行く前に、親子でお気に入りのイラストや名前を紙おむつに描くスペースを設け、親子で作った紙おむつには「世界にひとつだけのもの」という特別感・愛着を感じられるようになり、それを大事にしたいという気持ちが生まるとしている。

ラインナップは男の子用・女の子用共にLサイズ21枚入り、36枚入りとビッグサイズ18枚入り、32枚入りを用意。価格はオープンで、店頭予想価格はLサイズ21枚入りとビッグサイズ18枚入りが898円前後。Lサイズ36枚入りとビッグサイズ32枚入りが1,380円前後。