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マネフォ、Suicaへのスマホタッチで残高確認できるアプリのiOS版

マネーフォワードは、SuicaやPASMOなど全国14種類の交通系ICカードをスマートフォンにタッチするだけで、残高や利用履歴を取得できる「ICカードリーダー by マネーフォワード」iOS版アプリの提供を、9月20日に開始した。対応OSは、iOS 13.0以上。利用料金は無料。

これまで、「マネーフォワード ME」や「マネーフォワード クラウド経費」で利用履歴を自動取得できる交通系ICカードはモバイルSuicaに限られており、その他のICカードの利用履歴は手作業で記録する必要があった。ICカードリーダー by マネーフォワードでは、アプリを通じて取得した利用履歴を、両サービス・システムと連携でき、手作業で記録する必要がなくなる。

対象の交通系ICカードは、Suica、PASMO、ICOCA、TOICA、nimoca、SUGOCA、manaca、PiTaPa、Kitaca、はやかけん、SAPICA、icsca、PASPY、IruCa。

マネーフォワードでは、'15年11月にAndroid版のICカードリーダー by マネーフォワードアプリの提供を開始。9月20日にリリースされたAppleのiOS 13.0における「Core NFC」のアップデートを受けて、iOS版の提供を開始したとしている。

iOS版アプリは「Swift UI」にて開発。Swift UIは、Swift言語で効率的にUI開発が行なえるフレームワークで、iOS 13より利用が可能になったとする。

利用方法は、アプリダウンロード後、端末に交通系ICカードをかざしてデータを読み取り、サービス、端末、ICカードの紐付けを行なう。「マネーフォワード ME」や「マネーフォワード クラウド経費」のユーザー情報を入力し、端末やICカード情報を一度紐づけると、その後はアプリを起動しカードをタッチするだけで、利用履歴が各サービスに自動で連携される。