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東武鉄道、遅延等の運行情報を多言語提供。英・中・韓・タイ

東武鉄道は、ホームページ等における列車遅延、運転見合わせ、振替輸送区間等の運行情報の、多言語提供を9月10日から開始した。対応言語は、英語、簡体字、繁体字、韓国語、タイ語。

多言語化した運行情報 イメージ

対象となるサービスは、ホームページの運行情報ページ、駅構内の運行情報へのWebアクセス先を案内する掲示物、Twitter。このうちTwitterのみ9月中旬開設予定。掲示物ではQRコードを掲出。アクセスすると、使用している端末の言語に合わせて運行情報ページを表示する。

目的は、訪日外国人観光客の受け入れ環境を整備するため。訪日外国人観光客が日本語の情報と同等の情報を取得できる環境作りを目指す。

多言語化には、Wovn Technologiesが提供する「WOVN.io(ウォーブンドットアイオー)」の多言語化システムを採用。駅名や列車名等の固有名詞や専門用語を登録することで、運行状況のほか、特急列車が運休した場合の特急券の払い戻しに関する情報等、詳細な情報についても対訳を提供する。