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くら寿司がモバイルオーダーやテーブル予約導入。「スマホdeくら」

くら寿司は、スマホを活用した新サービス「スマホdeくら」を7月16日より開始した。座席の時間指定予約や、事前注文、持ち帰りの注文などがスマホから行なえる。また、楽天ペイ、LINE Payを9月末を目途に全店舗に導入する。

スマホdeくらは、利用客の来店時、持ち帰り時のユーザビリティ向上とオペレーション軽減の両立を目的とする、スマホアプリを起点としたサービスの総称。「スマホでテーブル予約」「スマホで注文」「スマホでお持ち帰り」をアプリで提供。楽天ペイとLINE Payを9月末を目途に全店舗へ導入し、「スマホで決済」に対応する。

アプリイメージ

「スマホでテーブル予約」では、アプリで座席を時間指定予約できる。また、自動受付機と連動し、店員を介さずに座席へ案内される。自動受付機との連動は順次導入し、2020年10月を目途に全店舗で導入する。

「スマホで注文」では、アプリと店舗のタッチパネルが連動し、スマホから個人単位で注文可能になる。順番待ちなどでの事前注文も対応し、席に着くタイミングで注文が入る。最大6台までアプリを連携でき、合算会計・個別会計に対応。スマホでの注文対応は業界初。順次導入し、9月末までに約250店舗に導入。

「スマホでお持ち帰り」では、従来電話受付のみだった持ち帰り予約がスマホから可能になる。電話対応人員の削減や、消費増税による持ち帰り需要増加の対策を図る。11月上旬までに全店舗で導入する。

アプリは日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語の4カ国語に対応。また、アプリから注文では500円につき1回、サイドメニューでも「ビッくらポン!」ができるようになる。

アプリの利用で、複数人の場合でも個別にスマホから注文でき、待ち時間に事前注文をすることで最初の注文時間が短縮可能としている。くら寿司は、1組あたり約5分の滞在時間短縮を想定し、回転率の向上を図る。

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