ニュース
セブン&アイ、2030年までにプラ製レジ袋ゼロへ
2019年5月8日 18:57
セブン&アイ・ホールディングスは8日、2030年までにプラスチック製レジ袋の使用量ゼロを目指すことを発表した。使用するレジ袋の素材は、紙等の持続可能な天然素材にするとしている。
セブン&アイ・ホールディングスは、社会ニーズの変化や環境問題等、社会環境の変化への対応を目的に、セブン&アイグループの環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」を同日発表。レジ袋の取り組みは、このうちのプラスチック対策の一環。
プラスチック製レジ袋使用量削減の活動として、2012年よりイトーヨーカドー、ヨークベニマルにおいてレジ袋有料化を実施。イトーヨーカドー食品売り場における18年度のレジ袋辞退率は72.7%としている。
今後は、セブン-イレブンでレジ袋削減に向けての実証実験を予定。紙製レジ袋の試験導入とオリジナル商品で使用する容器の環境配慮型素材(バイオマス・生分解性・リサイクル素材・紙等)活用を検討する。
プラスチック対策ではこのほかに、ペットボトル回収機によるリサイクルも行なう。セブン&アイグループで759台のペットボトル回収機を設置し、18年度では年間約3億本(8,900t)のペットボトルを回収したという。今後、店頭で回収したペットボトルをリサイクルし、グループのプライベートブランドでボトルtoボトルの商品化を予定している。
