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パタゴニア、持ち帰り袋全廃。'20年4月から

パタゴニア日本支社は、直営店全22店舗にて、2020年4月1日より持ち帰り袋を全廃する。

同時に、エコバッグを回収し、持ち帰り袋をどうしても必要とする利用者に貸し出して再使用する「エコバッグ・シェアリング」を開始する。これは、各家庭で使用されずに眠っているエコバッグ(他社製も含む)を循環、共有する仕組み。10月16日より各直営店でエコバッグの提供を呼びかけるとともに、回収を開始する。

パタゴニアでは、これまでもマイバッグの持参を奨励。あわせて、2007年から持ち帰り袋が必要な利用者に、海外の工場出荷時点で製品を梱包するLDPEプラスチックのリサイクル原料を100%使用した袋を、デポジット制システムで循環させる「デポバッグ」を採用していた。

これらの取り組みを通じて、直営店利用者の83%がマイバッグを持参していることから、「デポバッグ」を含む持ち帰り袋の全廃を決定。すべての利用者にマイバッグの持参の協力をお願いすることとしたとしている。