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セブン、再エネ100%店舗。リーフのリユースバッテリーや卒FITの電力活用

実験のイメージと概要

セブン-イレブン・ジャパンは、9月26日より、神奈川県内のセブン‐イレブン10店舗で、店舗運営に関する電力エネルギーを全て再生可能エネルギーとして調達する実証実験を開始する。

セブン-イレブンの事業におけるCO2排出量は、「店舗運営」と「物流」の2要素からなり、店舗運営にかかる電力消費に起因する部分が約9割を占めているという。今回の実験では、その電力使用量を全て、発電時にCO2を発生しない再生可能エネルギーに置き換え、CO2排出量の大幅な削減を図る。

実験では、日産の電気自動車「リーフ」のリユースバッテリーを活用したフォーアールエナジーによるオリジナル蓄電池や、カネカの発電効率を大幅に高めた太陽光パネルを設置。自家発電による電力を効率的に活用するという。

また、発電分以外の電力の調達については、11月からスマートテックより、生産エネルギーの固定価格買取制度の期限切れを迎える「卒FIT」由来の電力を調達することで、自家発電分と合わせ、実質再生可能エネルギー比率100%を達成可能としている。

実験に利用する設備