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全国初、市川市で住民票のLINEオンライン申請実験

LINEは19日、千葉県市川市と地域ICT化推進事業に関する包括連携協定を締結した。「市川市LINE公式アカウント」(LINE ID:@ichikawa-city)を開設し、市の情報発信を強化するとともに、全国初のLINEによる住民票オンライン申請実証実験を開始した。

これにより、市川市LINE公式アカウントから、24時間いつでもどこでも住民票の写し等の申請が可能となる。手数料の支払いは、「LINE Pay」を利用し、キャッシュレスに対応。申請した住民票の写し等は、後日郵送で自宅に届く。

行政手続の中でも取り扱い件数が多い住民票の写し等の申請において、申請から手数料の支払いまで全てをLINE上で完結。市民の利便性の向上とともに、行政事務の効率化や職員の負担軽減に繋げる。

実証実験は3月19日から6月20日までの予定。将来的には、他の手続きもLINEから行なえるようにするなど、応用可能なシステム構築を目指すという。

また市川市は、2019年4月10日よりLINE Payによる窓口支払いも順次導入。市役所手続きのキャッシュレス化を目指す。

対応窓口は全14カ所。施設使用料として、男女共同参画センター、市川市アイ・リンクセンター、南行徳市民談話室、全日警ホール、文学ミュージアム、市川市スポーツセンター、塩浜市民体育館、信篤市民体育館、北市川運動公園、急病診療・ふれあいセンターが対応。

そのほか、少年自然の家(宿泊料、プラネタリウム観覧料)、清掃事業課およびクリーンセンター(動物死体処理手数料)、市民安全課(過料)での支払いに対応する。