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郵便局内にメルカリの梱包コーナー「つつメルスポット」

フリマアプリの「メルカリ」と日本郵便は、郵便局内に無償で使える梱包資材を備えたメルカリ用の梱包コーナー「つつメルすぽっと」の実証実験を首都圏の郵便局で開始する。実験を行なうのは、立川郵便局、光が丘郵便局、八千代郵便局、国立郵便局、美浜郵便局の5カ所。

つつメルスポットの展開により、メルカリで売れた商品を郵便局に持っていくだけで発送可能になる。

出品者による「つつメルすぽっと」の利用の流れは以下の通り。

  • 1.出品する際の配送方法に「ゆうゆうメルカリ便」を選択
  • 2.取引成立後、「つつメルすぽっと」が設置されている首都圏5カ所の郵便局に、売れた商品を梱包せずに持ち込み
  • 3.郵便局に設置された「つつメルすぽっと」で、適切なサイズの梱包資材(「ゆうパケット」用)を選択
  • 4「つつメルすぽっと」で、商品を梱包。
  • 5梱包した商品に「ゆうプリタッチ」で出力した伝票を貼り、発送

3月14日からつつメルすぽっとを展開開始し、各郵便局の梱包資材がなくなり次第終了する。今後、実証実験の結果を踏まえ、展開地域の拡大を検討していくという。

メルカリと日本郵便は、2017年6月から配送サービス「ゆうゆうメルカリ便」を提供。。利用者が発送時に二次元コードを使用することで、伝票を記入する必要がなく、発送にかかる手間を解消できるほか、出品者・購入者の双方が住所・氏名などを開示せずに取引できる匿名配送、全国2万以上の郵便局や約13,900店舗のローソンからの発送に対応している。「つつメルすぽっと」の展開により、出品未経験者の「どうしてよいかわからない」との要望に応え、「悩むことなく、簡単に発送できるサービス」の実現を目指すとしている。