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QRコード決済のセキュリティ強化に向け検討会が発足。PayPay問題を受け

スマートフォン決済の「PayPay」において、クレジットカード情報の不正利用問題が発生したことを受け、キャッシュレス推進協議会がセキュリティについての検討会を立ち上げた。2019年3月までの不正利用防止対策ガイドラインの取りまとめを目指す。

同協議会には、QRコード決済事業者やクレジットカード会社などが参加し、カード決済の標準化などの検討を進めていた。しかし、PayPayにおいて、クレジットカード情報(カード番号、有効期限、セキュリティコード)の不正利用による問題が発生。本件では事業者による対策されたが、不正利用者が過去に取得したカード情報が利用するという手法が取られており、その実態を踏まえた喫緊の対策が必要なため、同事案に特化した検討会を開催する。

検討会には、QR決済事業者、クレジットカード会社らが参加。QR決済事業者として守るべきセキュリティの水準を検討していく。年明けから検討会を開催し、クレジット取引セキュリティ対策協議会とも連携し、2019年3月末までに対策をまとめる。