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LINEの名刺管理アプリ「myBridge」に共有機能。完全無料は業界初

LINEは、名刺管理アプリ「myBridge(マイブリッジ)」において、登録した名刺情報を任意のメンバーと共有し、一括管理ができる「共有名刺帳」機能の提供を、11日から無料で開始した。

myBridgeは、スマートフォンのカメラで名刺を撮影するだけで、文字認識技術(OCR)とオペレーターの手入力により、名刺情報をデータ化できる無料名刺管理アプリ。ここで管理している情報を、共有名刺帳で共有できる。

共有名刺帳は、既存の名刺管理サービスと比較し、シンプルな操作性を追求したという。共有したい名刺の枚数やメンバーの人数も上限がなく、名刺ごとのメモ作成やExcelファイルでのダウンロード等の機能も、全て無料としている。

利用の流れは、共有名刺帳をタップして名刺帳を作成。共有したいメンバーを招待し、メンバー各自が名刺を撮影してシェア。登録された名刺情報を各自が閲覧、検索、活用できる。

名刺情報を共有するメンバーの人数、また、名刺の枚数に上限がないため、必要な人数に制限なく名刺情報の共有・管理が行なえる。名刺ごとに打ち合わせの内容などをメモし、メンバー内での共有が可能。 名刺登録日と名刺の登録者が確認でき、社内でだれが、いつ、登録名刺情報の人物と会ったのかを確認できるという。

また、メンバーへの名刺情報エクスポート機能や端末の連絡帳連携機能における使用権限の管理、誤ってメンバーが削除してしまった名刺情報の復元も可能としている。

myBridgeの名刺管理については、個人情報の管理やセキュリティ対策として、オペレーターによる手入力の際、個人を特定できないように、名刺情報は項目別に分割して入力。また、メールアドレスや電話番号等の個人情報及び全てのデータ通信は、暗号化して管理しているという。

連絡先を登録していない相手でも着信時に登録した名刺情報を表示する機能、LINEのトークやメールを使って登録した名刺情報を共有する機能、記載されている住所の位置をGoogleマップで表示する機能などを備えている。