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床で体重・体脂肪率も測れる。凸版印刷が位置情報を取得する床材開発

凸版印刷は、床材と圧力センサーを組み合わせることで位置検出を可能とする「ロケーションフロア」を開発。体組成計を組み合わせた床材や、壁材とディスプレイを組み合わせることで情報を表示できる製品なども順次開発するとしている。

ロケーションフロア構造図

ロケーションフロアは、位置情報を測定するセンサーと床材を一体化した、見守り機能を提供するための製品。居住者は日常生活の中で床を歩いているだけで、その位置情報をクラウドサーバに発信できる。脱衣場やトイレといった、ヒートショックなどの事故が起きやすく、かつカメラや赤外線センサーを設置しづらい場所でも導入しやすいとしている。

ロケーションフロア利用イメージ
位置情報確認イメージ

センサーが踏まれた圧力で自己発電する省エネルギー設計であることも特徴。

「ロケーションフロア」のご紹介

日常生活の中で自然に体重・体脂肪率などの身体情報を取得できる、体組成計を組み込んだ床材を今後開発するという。管理ツールを組み合わせて、同居する家族それぞれのデータを管理できるとしている。

生活情報や地域情報などを受信し、表示できるディスプレイと化粧シートを組み合わせた壁材の開発も発表している。