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ソフトバンク、Pepperの次はバキューム清掃ロボット。清掃ルートを覚えて自動走行
2018年11月19日 13:38
ソフトバンクロボティクスとソフトバンクは、オフィスや業務フロア向けのバキューム清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」の申込受付を2019年2月に開始。月額25,000円のレンタルプランでの提供を3月以降に開始する。
Whizは、人型ロボット「Pepper」に続く、ソフトバンクロボティクスが開発・提供する2種類目のロボット。主にカーペットなどの床の清掃を目的とする自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのロボットで、自動運転清掃・洗浄機向けサービス「AI清掃PRO」の対応機種の第2弾となる。
最初に同機を手押しして清掃エリアの地図データを作成・記憶。次からは、スタートボタンを押すだけで記憶した地図データをもとに清掃ルートを自律走行する。
また、複数のセンサーで走行ルート上の障害物や段差、人の動きを検知し、状況に応じた回避や一時停止を行なうという。
そのほか、コンパクトなサイズのため小さい部屋などでも小回りよく清掃できることや、自律走行時に壁などの障害物と距離を離すことなく走行するため隅まで清掃できることをアピールしている。
本体サイズは約474×455×653mm(W×D×H)、重量はバッテリー含めて約32kg。バッテリーはリチウムイオンバッテリーを使用。連続稼働時間は、ノーマルモードで約3時間、パワーモードで約2時間で、充電時間は約5時間。
AI清掃PROは、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先である米Brain Corp.の自動運転技術「BrainOS」を搭載した自動運転清掃・洗浄機を利用するためのサービス。AI清掃PROの対応機種の第1弾として、自動運転洗浄ロボット「RS26 powered by BrainOS」を2018年8月に発売した。