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みなとみらい 新高島に30階建て大規模複合ビル。大林組ら着工

みなとみらい線「新高島」駅の至近に位置する、みなとみらい21中央地区53街区開発事業が4月に着工。オフィス、商業施設、ホテル、にぎわい施設、オープンイノベーションスペースなどを有する2棟のビルで構成する、延べ面積約18万m2の大規模複合ビル開発が進められる。2024年3月末完成予定。

大林組、京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EAST合同会社の5社による共同開発。新高島駅の至近で、横浜駅からは徒歩8分。多様な遊歩空間を形成している「グランモール軸」と「キング軸」が交差する結節点に位置する。

地上30階、高さ約158mの「WEST棟」と、地上16階、高さ約90mの「EAST棟」の2棟構成。ともに低層階は店舗等。WEST棟は5階から24階がオフィスで、26階から30階がホテル。EAST棟は3階と5階以上がオフィスとなっている。ホテルは京急グループの新築では初出店となる上位グレードの「京急EXホテル」で、客室数は150室。

また、WEST棟の低層階にはヤマハのブランド発信拠点、EAST棟の低層階にはオープンイノベーションスペース等を備える。

ヤマハのブランド発信拠点イメージ

両棟の主要な出入口前や店舗の前には、自由に利用・通行できるコモンスペース(広場状空地)を計画。コモンスペースには屋外ステージ、大屋根、大階段等を配置し、音楽を中心としたイベント、店舗と連携した活動の展開、アウトドアオフィスといった多様な利用シーンに対応する。

低層部イメージ
屋外ステージイメージ
大階段・ゲートプラザイメージ

そのほか、横浜駅方面からのペデストリアンデッキを延伸し敷地内に引き込み、雨に濡れない歩行者ネットワークを構築する。

所在地は神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番1 他。敷地面積は20,620.58m2、延べ面積は183,132.29m2