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AIグラス「Ray-Ban Meta」遂に日本上陸 7万円台から
2026年5月19日 17:00
Metaと「Ray-Ban」や「Oakley」ブランドを展開するEssilorLuxotticaは、AIグラス「Ray-Ban Meta」および「Oakley Meta」シリーズを5月21日に日本で発売する。価格は73,700円~96,580円。
ラインナップは、「Ray-Ban Meta(Gen 2)」、度付きレンズ対応の「Ray-Ban Meta Optics(Gen 2)」、「Oakley Meta HSTN(ハウストン)」、「Oakley Meta Vanguard(ヴァンガード)」の4製品。いずれも写真・動画撮影や音楽再生、通話、「Meta AI」による音声アシスタントなどを備える。
価格は、Ray-Ban Meta(Gen 2)が73,700円~89,100円、Ray-Ban Meta Optics(Gen 2)が82,500円(度付きレンズ別売り)、Oakley Meta HSTNが77,220円~92,620円、Oakley Meta Vanguardが96,580円。
Ray-BanおよびOakleyの直営店、公式オンラインストア、全国の正規取扱店、Meta.com、Metaの認定小売店(6月4日よりオンライン先行)で販売される。
Ray-Ban Meta(Gen 2)は、超広角1,200万画素のカメラを搭載し、3K/30fpsの動画撮影に対応するAIグラス。オープンイヤースピーカーや5つの内蔵マイクによる音楽再生や通話にも対応する。
カメラの撮影は音声でMeta AIに「Hey Meta カメラで撮影して」と依頼するほか、本体のボタンでも撮影可能。ボタンは長押しで、動画撮影となり、最長3分の動画が撮影できる。撮影時にはグラス前面のLEDが点灯し、カメラでの撮影を周囲に知らせる。動画撮影時はLEDが点滅する。
バッテリー駆動時間は前世代から2倍に向上し、満充電で最大8時間の連続使用が可能。20分で最大50%までの急速充電にも対応し、充電ケースを併用するとさらに48時間使用できる。
サングラスモデルは、Wayfarer、Skyler、Headlinerの3デザインを用意する。複数のカラーに加え、サングラスレンズ、クリアレンズ、偏光レンズ、Transitions Gen S調光レンズなどを選択できる。
度付きレンズ対応のオプティカルモデルは、BlayzerとScriberの2デザインを展開し、交換可能なノーズパッドや調整可能なテンプルチップなどを備える。
Oakley Metaシリーズは、アスリート向けのAIグラスを展開。Oakley Meta HSTNは、1,200万画素カメラとオープンイヤースピーカーを内蔵するほか、IPX4の防水性能を備え、さまざまなシーンに対応する。
Oakley Meta Vanguardは、激しいスポーツや過酷なアウトドアに適した設計で、前面中央に視野角122度の1,200万画素カメラを搭載するほか、風切り音を低減するオープンイヤースピーカーやIP67の防水防塵性能を備える。
ソフトウェア面では、アプリに搭載されたAIアシスタントのMeta AIをグラスから利用できる。「Hey Meta...」と呼びかけるだけで、質問への回答、ハンズフリーでの写真や動画の撮影、通話、写真の送信、音楽のコントロールが行なえる。
例えば、「Hey Metaこれはなに?」と問いかけると、見ているものを判断し「レコードプレーヤー」と回答。さらに、東京タワーを見ながら、「Hey Meta東京タワーはいつ作られた?」「東京都の人口は?」など関連する質問にもMeta AIが回答する。
また、野菜やフルーツのセットを見ながら、「レシピを考えて」とMeta AIに尋ねるとサラダのレシピを提案したり、ポスターの翻訳を行なうなど、カメラとAIを活用した様々な応用が可能となっている。なお、Meta AIとのチャット履歴は、Meta AIアプリから確認できる。
Meta AIは日本語にも対応するほか、今夏には日本語対応のライブ翻訳機能が追加され、LINEとの連携機能も今後展開するという。
Meta日本代表「日本でようやく発売できて嬉しい」
19日に行なわれた製品発表会では、EssilorLuxottica Senior Vice President SEAK & JapanのOlivier Chupin氏や、同社Chief Design OfficerのMatteo Battiston氏、Meta 日本法人 Facebook Japan 代表取締役の味澤将宏氏が登壇。製品紹介やトークセッションが行なわれた。
両社は、日本を重要な市場と位置づけ、AIグラスの国内発売を待ち望む声が多かったと説明。今回の日本展開に喜びを示すとともに、Ray-Ban MetaやOakley MetaがAIグラス分野を牽引し、「アイウェアを再定義する存在」と強調した。
製品の強みとしては、すでに世界で多くのユーザーに利用されている実績を持ち、その利用基盤をもとに機能改善や新機能の展開を進めやすい点を挙げた。加えて、Meta AIによるマルチモーダルな視覚認識処理、世界最大級のソーシャルメディアとのシームレスな連携、日常的に使いやすいアイウェアとしてのデザインも優位性として説明。競合製品の登場については、AIグラスの認知拡大につながるものとして歓迎する姿勢を示した。
日本での展開にあたっては、プライバシーへの配慮も重視したという。写真や動画の撮影時にはフレーム前面のLEDライトが点灯し、周囲に撮影中であることを知らせる仕組みを備える。また、安心・安全に利用するためのユーザーガイドラインも提供する。
今後については、まず日本の多くの人に実際に体験してもらうことが重要だと説明。製品の品質や魅力を実感してもらうことでユーザー数を拡大していく方針を示した。また、AIグラスをPCやスマホに続く次世代のコンピューティングプラットフォームとして定着させていく展望も語った。

















