いつモノコト
耳をふさがないNothing「Ear(open)」 “着けっぱなし”でも疲れにくい
2026年6月9日 10:00
筆者が自宅で仕事をするようになって、気づけば10年以上が経過しました。
仕事先とのやりとりはメールやチャットが中心ですが、以前はたまに携帯電話宛てに電話がかかってくる程度でした。コロナ禍以降は電話に加え、ビデオ会議やオンライン取材に参加する機会も頻繁になり、この10年間でさまざまなヘッドセットを使ってきました。
イヤフォン/ヘッドセット遍歴についてはこの後語っていきますが、現在のお気に入りはスマートフォンを展開するNothing Technologyの「Ear(open)」です。なぜお気に入りなのか、そもそもなぜ多数の選択肢がある中で、これを選んだのかをつらつらと書いていきます。価格はAmazonで19,500円です。楽天では11日1時59分まで楽天スーパーセールを実施中で14,800円です。
片耳、ヘッドフォン、骨伝導、いろいろ使った10年
筆者はコンプレックスになるくらいになで肩です。リュックサックを背負うとすぐにずり落ちてきてしまいますし、顔と肩に携帯を挟んで通話をすることができないくらいに肩がありません。
そのためPCに向かって作業をしながら通話をするには、以前から何かしらのヘッドセットがないと不便で、自宅で仕事をするようになってからは昔ながらの片耳タイプのBluetoothヘッドセットを愛用していました。
コロナ禍以降はビデオ会議・取材が増えたことでより音のいいヘッドフォンにコンデンサマイクを使っていましたが、特にヘッドフォンは長時間の利用で首が疲れたり耳が蒸れたりするデメリットがあり、当時流行っていた「骨伝導ヘッドフォン」に乗り換え、これを長く使っていました。
骨伝導ヘッドフォンはかなり気に入っていましたが、長期間の使用で電源ボタンのラバー調の塗装の傷みが気になってきたので買い替えを決意。
買い替え先にいくつか候補はありましたが、最終的に選んだのは冒頭にも書いた通り、Nothing Technologyの「Ear(open)」です。
通話用のヘッドセット選びの条件ですが「長時間着用していても疲れないもの」「外の音が聞こえるもの」から選んでいます。
最近の流行りとして「イヤーカフ型」がありますが、筆者は耳に厚みがあり、ピアスやイヤーカフを身に着けていることが多くそれらと干渉してしまうので、評判のいい機種も多いものの今回は候補から除外しました。
次に考えたのは再び骨伝導ヘッドフォンです。
今まで使っていたのはShokzの「OpenRun Pro」で、同じモデルやその後継モデルの購入も考えましたが、購入時よりも価格が上がっていること、充電に専用ケーブルが必要だということもあり、選ぶことはありませんでした。
また後継モデルは店頭で試した際に、側圧を強く感じ長時間の着用で痛くなりそうということで見送ることに。
ほかにも通常のカナル型イヤホンのように耳穴に差し込みはするものの、中央部に穴が空いていて外音も聞こえるタイプなども検討しましたが、装着感などから買い換え先にはなりませんでした。
Ear(open)のここが気に入っているポイント
いろいろ試して最終的に選んだNothing TechnologyのEar(open)ですが、気に入っている点がいくつかあります。
まず重量です。イヤーフック型で耳にかけるようにして着用するのですが、見た目の大きさの割には重量が8.1gと軽く、また重量配分もいいのか、身に着けていることを忘れてしまう快適さがあります。
あまりの軽さに落としていないかと不安になってしまうのは予想外のウィークポイントですが、そのくらい「つけっぱなし」で過ごせるのは今まで試してきた通話用のヘッドセットやヘッドフォンの中でこれが初めてです。
次に音質。もっとも通話での利用がメインなので音楽視聴用のヘッドフォンなどと比べれば劣るのですが、相手の音声を聞くという用途に限ってはかなりクリアで聞こえづらいといったことがありません。
バッテリー稼働時間も長く、朝に着用してから夕方まで、1日中つけたままでもバッテリーが切れることはなく、途中合計で数時間の通話などが発生しても電池が切れる気配はありません。
仕様上は音楽再生で連続8時間、音声通話では連続6時間とのことなので、1日8時間つけっぱなしで過ごす中で8時間ずっと通話したままということもないので、今後もバッテリーに不満を感じることはなさそうです。
また「外の音が聞こえるか」について、これもイヤーピースやイヤホンそのもので耳穴を塞ぐ作りではないのでしっかり聞こえます。
自宅で利用するにあたっては、例えば配達などでインターホンを鳴らされた場合や、中学生の子供が帰ってきたとき、また家族に話しかけられたときに「聞こえないと困る場面」があります。周りの音が聞こえるのは、自宅でつけっぱなしにする際に重視したいポイントだったので満足しています。
最近ではオープンイヤー型でもノイズキャンセリング機能を有したものもありますが、筆者の場合、音楽視聴が目的ではないですし、使う場所も自宅に限られるのでノイズキャンセリング機能は不要でした。
むしろ先にも書いた通り、周りの音が聞こえてこそなので「ながら聴き」「自宅用」として筆者と同じような使い方をする人にはかなりオススメできる1台です。






