いつモノコト
ケーブル収納できる「Anker Nano Charger」でデスクがすっきりした
2025年10月26日 09:15
デスクに向かって作業をしているとき、必ずと言っていいほど気になるのが「使っていないケーブルや充電器が卓上に出っぱなしになっていること」でした。サブのノートPCや会社支給のノートPC、スマートフォン、タブレットなどを充電する際には、デスク下に設置した単ポートのUSB充電器からケーブルを引いて使っていたのですが、使っていないときにもケーブルが机の上に居座っているのがなんとも見た目がよくないなと感じていました。ケーブルクリップなどを使うというのもいいのですが、結局面倒になってデスク上に放置してしまうことに。
また、筆者のデスクでは会社支給のノートPCをDELLのワイドモニター「U4025QW」にThunderbolt 4で接続し、そのまま給電しているケースもあります。つまり、すべてのデバイスが常に充電されるわけではないにも関わらず、ケーブルだけが卓上に残るという状況が多く、その「使っていないのにケーブルが出ている」状態が気になって仕方がなかったわけです。
そこで「必要なときだけ使えて、不要なときはケーブルをしまえる卓上充電器がないだろうか」と探して出会ったのが、Ankerの「Nano Charging Station (7-in-1, 100W, 巻取り式 USB-Cケーブル)」でした。現在価格はAmazonで9,990円です。
巻取り式ケーブルと複数ポートで、卓上充電をスマートに
この製品は「3つのUSB-Cポート(うち2本は巻取り式)+USB-Aポート+背面にACコンセント3口」という、計7出力の構成になっています。2本の巻取りUSB-Cケーブルは本体両側に収納されており、使いたいときだけ引き出し、終わったらスルスルっと巻き戻せる仕組み。ケーブル長は最大で約70cmと、ノートPCやスマホをデスク上で充電するには十分です。
導入してまず感じたのは、「使わないときにケーブルが視界から消える快適さ」。前述のように、常に何かを充電しているわけではない環境では、この“引き出し式”という仕組みが想像以上に効果を発揮します。ケーブルの「出しっぱなし問題」が根本的に解決されることで、デスクの印象もすっきりと整いました。
USB-C単体では最大100W出力に対応しており、ノートPC、スマートフォン、タブレットといった手持ちのデバイスに対して、単独で使う分には出力不足を感じたことはありません。また複数のポートを同時に使った場合でも、合計で最大100Wの出力となっており、接続機器の組み合わせによって自動で出力が調整されます。巻取り式の2ポートに加えて、通常のUSB-CとUSB-Aポートが1つずつ用意されているので、使い分けもしやすく、柔軟に対応できます。
個人的にこの製品を導入して「買ってよかった」と感じたもうひとつのポイントが、背面にACコンセントが3口備わっていることです。
筆者はNintendo Switch 2のドックをデスク上に常設しており、常に接続して充電できるようにしています。製品導入後は、ドックに接続するUSB充電器を背面のACコンセントに挿しておくだけで、余計なタップや延長ケーブルを使わずに安定した給電が可能になりました。途中で電源が切れるような瞬断も発生せず、Switchの使用中も充電が途切れることはありません。
また、「今日はこのカメラも充電しないといけなかった」「突発的に他のデバイスも使いたくなった」といったシチュエーションでも、ACが3口あることで柔軟に対応できるのが嬉しいポイント。使わないときは背面に隠れているため、見た目を損ねないのも好印象です。
卓上のごちゃごちゃ感が消え、作業環境が快適に
Anker Nano Charging Stationを使い始めてから、デスク上における「ケーブルが常に目に入ってくる」というストレスがなくなり、作業時の気分が大きく変わりました。必要なときだけケーブルを引き出し、使い終わったら本体にスッと戻せる。この一連の動作が自然にできるようになると、卓上の印象がぐっと静かになったように感じます。
筆者は高出力が必要なゲーミングノートPCを複数同時に充電するようなハードな使い方はしていませんが、スマートフォン、ノートPC、タブレットなど一般的なデバイスを日常的に使う分には、100W出力は必要十分。デスク上での充電事情に悩みがある人にはオススメの充電器です。







