いつモノコト

最新ドラム式洗濯乾燥機、1年使ってわかったこと

パナソニックのドラム式洗濯乾燥機「NA-LX127C」を使って1年が経ちました

洗濯機を買い替えて1年が経ちました。使っているのはパナソニックのドラム式洗濯乾燥機「NA-LX127C」。当時のラインナップで同社の中で2番めのグレードのモデルです。

購入当時もレビューをして、初めて使う洗剤自動投入やスマホ連携機能、乾燥フィルターのメンテナンス性などに感動しましたが、1年使って新たな発見があったので紹介したいと思います。

洗剤自動投入で新たな気づき

最新ドラム式を利用して一番便利だと思ったのが洗剤自動投入機能ですが、1年経ってこちらも変わらず便利に使っています。毎度計量する必要がなく、現在は「洗濯の度に洗剤を計量してた時代にはもう戻れない」と思うほどです。

購入時のレビューで言及した「タンク投入口が狭くて洗剤の補充こぼしがち問題」に関しては、慣れてきたのかこぼすことはなくなりました。こぼして洗うのがかなり面倒だったので、絶対にこぼさないぞ……! と強い意志を持つことで今のところ回避できております。

とはいえ急いでいるときや眠いときは手元がおぼつかなくなるのでこぼしそうになることも。投入口はできればもう少し広いといいな、とはやはり思います。

洗剤・柔軟剤をタンクに補充する際はこぼさなくなりました

1年経って新たに気づいたこととしては、詰め替えを買う際に「柔軟剤の銘柄忘れがち」ということです。私はネット通販で日用品を買うのがあまり好きではなく(開梱・梱包材を捨てるのが面倒、収納が少なく買いだめしないため)、いつも近所のドラッグストアで洗剤や柔軟剤を購入しています。

そこで気付いたのが、今使っている柔軟剤の銘柄を覚えていない、ということです。覚えていない、というよりはうろ覚えで、こんなパッケージだった気がするけどデザインが微妙に変わっていて同じものか自信が持てない、という感じです。洗剤ははっきり覚えられますが、柔軟剤は微妙な香り違いも多く、オンラインで購入していれば履歴がありますが、いつもオフライン購入なので履歴もありません。

なお洗剤自動投入タンクは、銘柄を変えた場合は一度丸洗いする必要があり、銘柄登録も設定変更しなくてはいけません。これが面倒なので、できれば同じ銘柄を使い続けたい、けど銘柄がうろ覚え、という状態に当初陥りました。ドラッグストアで柔軟剤を買おうとしたものの、銘柄に自信が持てなかったのでその日はなにも買わずに帰宅したこともありました。

洗剤は覚えているけど柔軟剤の銘柄は忘れがち。今はもう覚えました

幸い家にはまだ詰め替えパックがあったので、銘柄を確認して再度購入しました。パッケージは写真に撮っておき、以降はその写真を見返すようにし、最近はようやく銘柄を覚えられたので自信を持って購入しています。

普段からオンラインで購入している人や、使っている銘柄をちゃんと覚えている人ならこういったことはないと思うので、私のポンコツケースは一例としてご笑納いただければ幸いです。

スマホ連携

スマホ連携機能に関しては、購入直後も「意外とあまり使わない」と記しましたが、1年経った今も同じ感想です。

スマホ運転は外出先からでもスタートできますが、洗濯機のドアをちゃんとしめ、電源を入れて「遠隔操作」というボタンを押す必要があります。ここまでの操作をすると、標準コースを使う場合ならもうそのまま本体でスタートボタンを押した方が早いです。

我が家で使っている機種は発売当時の上から2番目のモデル(NA-LX127C)で、操作はタッチパネルではなく物理ボタン。基本のコースは本体から設定できますが、新しいコースや予約運転はスマホからしか設定できません。

スマホ連携を使うときは予約運転をするときがほとんどですが、最近は予約運転もほぼしないのでスマホ操作の出番はありません。とはいえなかったらなかったで心もとないので、いざというときのためにスマホ連携は引き続き設定しておこうと思います。

スマホから操作する際は、洗濯機のドアをちゃんとしめ、電源を入れて「遠隔操作」というボタンを押す必要があります
スマホを使うときは予約運転をするときがほとんど

乾燥フィルター掃除

洗濯機の機種を選ぶ際に最も重視したのが乾燥フィルターの掃除のしやすさですが、NA-LX127Cは乾燥運転後、フィルターのホコリが詰まっていると結構大きめな警告音で知らせてくれます。警告音は結構長めに流れており、乾燥フィルターを外すと止まってくれる仕様です。

購入直後は、これくらいしてくれればちゃんとフィルター掃除するよなぁ~と思っていましたが、1年も使うと、乾燥フィルターを外さなくてもしばらくすれば警告音が止まることを把握。最近は面倒なので警告音を無視して鳴り止むのを待っており、新たに乾燥運転をするときにフィルターを掃除するという悪循環が生まれています。

当初は乾燥フィルターの手入れに関して配慮されている! と喜んでいましたが、それを上回る怠惰な自分がいることに気付かされました。ただし、この行動を繰り返していたら乾燥性能に影響が出ました。

掃除をするときは絞ったタオルでフィルターを拭いてホコリを取り除くことが推奨されていますが、いつも運転直前に掃除をするので手でホコリを取るだけで済ますことも多々ありました。しかしこれでは細かいホコリが目に詰まってしまい、じわじわと乾燥時間が長くなっていったのです。「残り時間見直し中」という表示も出るようになり、購入直後は2時間で乾燥が終わり感動していたのが、最近は3時間近くかかるようになりました。

「目詰まりしたらぬるま湯で洗うこと」とフィルターユニットに記載されていますが、タオルで拭くことすらサボっている人間なので当然ぬるま湯洗いもしていません。乾燥時間が長くなったのは完全に私の落ち度です……。

ということでフィルターをしっかり洗ってホコリを流したら、以降の乾燥運転がかなり快適に。購入直後と同じように2時間でカラッと乾くようになりました。

乾燥フィルターの掃除を怠っていたら目詰まりし、乾燥時間が長くなりました。水洗いしたら元通りに

掃除、面倒だな~と思いますが放置したらクリーニングを呼ぶ羽目になり、そちらのほうが面倒。日々の手入れを怠らず、きちんと掃除するのが大事だと改めて思いました。

色々書きましたが、1年使って今の洗濯機には非常に満足しています。気になる点も不満というほどではなく、メーカーによっては購入してからあまり時間が経ってないのに壊れた、ということもあるらしいですが現状そういったこともありません。フィルター掃除だけ己の意識を変えて、さらに大事に使っていこうと思います。

西村 夢音