いつモノコト

洗濯タグ検索がとにかく便利。ヤフーブラウザの「カメラ検索」使ってみた

洗濯タグを読むのが苦手です。タオルや普段着のシャツなどは気にせず洗濯機で洗っていますが、ちょっとしたお出かけ着やブラウスなどの洗濯にいつも困っています。

洗濯マークの読み方を調べてもすぐに忘れてしまい、毎度調べるのが本当に面倒だと思っていたところ、先日ヤフーから、洗濯タグを写真に撮るだけで適切な洗濯方法を調べられる「洗濯マーク検索」という機能がリリースされました。

Android版のブラウザアプリ「Yahoo!ブラウザー」の「カメラ検索」内にある機能で、さっそくアプリをインストールしてみました。洗濯マークは新旧合わせて84種に対応し、独自AIによる画像解析技術で判別されます。洗濯マーク検索以外にも、カメラ検索機能自体が面白かったので紹介したいと思います。

Android版のブラウザアプリ「Yahoo!ブラウザー」から使えます

Yahoo!ブラウザーアプリを開くとホーム画面下部に「カメラ検索」があり、ここから洗濯マーク検索が利用できます。カメラが起動され、調べたい洗濯タグを撮影するだけで洗濯マークの内容を解説してくれます。

検索結果ではまず「洗濯機で洗えるか」が大きく表示され、その下に詳しく洗濯マークの意味を解説。漂白や乾燥、アイロン方法などもわかりやすく表示されます。

今回は洗濯マークのアイロン部分に予備のボタンが縫い付けられていたのでうまく読み込めませんでしたが、手動で洗濯マークを追加することも可能です。

また、読み込んだ洗濯マーク以外を確認するだけでなく、洗濯マーク一覧ページからそれぞれの意味を確認することもできます。検索ついでに見ておくことで、基本的な洗濯マークを覚えられそうです。

ホーム画面下部から「カメラ検索」→「洗濯マーク」を選択することで利用可能
読み取りたい洗濯タグ
アプリ内カメラで洗濯タグを撮影。マークが合っているか確認し、洗えるか判定。間違っている場合は編集可能
検索結果では「洗濯機で洗えるか」を大きく表示。ひと目で確認できてわかりやすいです
読み込んだ洗濯マーク以外にも、洗濯マーク一覧ページからそれぞれの意味を確認することも可能

今回はタグにボタンが重なっていたので読み取れないマークがありましたが、基本的には検索精度が高く、洗濯マークの読み取り間違いはほぼありませんでした。

これまでは洗濯機で洗っていいのかわからない衣類があっても調べるのが面倒で適当におしゃれ着コースで洗うことが多かったのですが、この検索機能によりサクッと調べられるようになり、正しい方法で洗濯できるようになりました。

繰り返し使っていると洗濯マークを覚えられ、今では「洗濯機で洗濯ができる」や「手洗い」、「家庭での洗濯禁止」マークなら検索しなくても判別できています。反復学習はやはり大事ですね。

ほかの洗濯タグを読み取り。問題なく読み取れました

また、カメラ検索は洗濯マーク以外にも、文字の読み取りや有名人の顔検索、風景や建物から場所を検索するスポット検索などが利用できます。

試しにスポット検索で旧芝離宮恩賜庭園の画像を使用してみたところ、しっかり判別できていました。暇つぶしとしても面白い機能だと思います。

景色やランドマークから場所を検索するスポット検索
撮影済みの画像でも使用できるため、旧芝離宮恩賜庭園の写真でスポット検索してみました
しっかり判別していました。暇つぶしとしても面白いです

こうしたカメラ検索はGoogleレンズでも似たようなことができますが、Googleレンズで洗濯タグを読み込んでも洗濯方法の判別まではできませんでした。

ヤフーブラウザのカメラ検索はAndroidのみに対応しているので、これがiOSにも対応したらより多くの方に便利さを体験してもらえそうです。iOSでの提供にも期待したいと思います。

カメラ検索と似た機能が多いのがGoogleレンズ。洗濯タグには対応していません
西村 夢音