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Yahoo!ブラウザー、洗濯タグを撮影すると洗濯方法がわかる新機能

ヤフーは、Androidアプリ「Yahoo!ブラウザー」において、洗濯タグを写真に撮るだけで適切な洗濯方法を調べられる「洗濯マーク検索」の提供を開始した。

独自開発のAIによる画像解析技術を用いて、洗濯マークを検索できる機能。アプリ内の「カメラ検索」から、洗濯タグをカメラで撮影するだけで洗濯方法をAIが判定する。結果は「洗濯機で洗えます」「手洗いできます」「おうち洗濯できません」の3種類から、イラストとテキストでわかりやすく表示。

このほか、家庭での洗濯方法、漂白方法、乾燥方法、アイロンのかけ方、クリーニングの種類など各洗濯マークの意味を確認できる。洗濯マークは基本記号に加えて付加記号・数字などで構成されているため、複雑なものや似ているものもあるが、独自開発AIの画像解析により、新旧合わせて84種類ある小さな洗濯マークを高精度で識別可能。

「Yahoo!天気」や「Yahoo!マップ」などとも連携しており、検索結果画面から、洗濯の乾き具合を表す洗濯指数(Yahoo!天気)や近隣のクリーニング店(Yahoo!マップ)を確認することもできる。

Yahoo!ブラウザーは、'20年8月のリニューアル時から、カメラ検索をトップ画面に設置。画像から似ている商品などを検索できる機能で、“画像から気になる物や欲しい物などを検索したい”というニーズが多く、ユーザーから高い評価を得ているという。

カメラ検索の対応カテゴリーは、「ファッション」「食品」「インテリア」「家電」「有名人」「スポット」など随時拡大。今回、日常生活や行楽でも洗濯物が増える夏の季節に合わせて洗濯マーク検索の提供を開始した。

洗濯マークは2016年にデザインが一新されたことで、日本独自の旧表示と国際規格(ISO)に準じた新表示が存在しており、複雑で分かりづらいといった声も上がっている。Yahoo! JAPANが実施した洗濯マークに関するアンケートでも、意味の分からない洗濯表示があると回答した人は約98%、洗濯機で洗ってはいけないものを洗ってしまったことがあると回答した人は約66%という結果になった。