いつモノコト

自転車用に小型電動ポンプを買った。もう空気入れでシュコシュコしない

数年前に電動自転車を購入して快適に使っているのですが、唯一「空気入れ」が不満です。週一くらいで補給しないとタイヤがヘコヘコになるんですよね。わかっていても面倒。手動で頑張っていたんですけど、電動ポンプが意外と安いことに気付いて即購入しました。結果、かなり満足しています。

Topgioの小型電動ポンプです。本体のほか、携帯用の袋、ホース、変換用のノズル(英式、仏式、ボール用、玩具用)、充電用のUSBケーブルが付属しています。

携帯用の袋、ホース、変換用のノズル(英式、仏式、ボール用、玩具用)、充電用のUSBケーブルが付属。バッテリーは本体から分離可能

サイズと重量はECサイトの情報と異なり、約23×6cm(高さ×幅)、重量は445gでした。500mlペットボトル1本くらいです。本体下部のバッテリーは分離可能で、給電用のモバイルバッテリーとして利用することもできます。が、1,000mAhなので無駄遣いはできないですね。

バッテリー込みで高さは約23cm
幅(直径)は約6cm
全体の重さは445g
底面のUSBポートは2つ。左のTYPE-Aは給電用、右のmicroUSBは充電用

変換用のノズルは本体に格納されていて紛失防止に便利。いわゆるママチャリや一般的なシティサイクルのノズルは英式を使います。ホースを本体上部に接続して、その先にノズルを装着して利用します。

試しに浮き輪やバレーボールにも使ってみたところ、残念ながらあまり有用ではありませんでした。また、車やバイクにも使えると謳っていますが厳しいと思われます。その点は、自転車用に購入しているので気にしていません。

本体に格納されていている変換用のノズル
ホースを本体上部に接続する。内蔵のLEDライトは暗所での作業に便利
適切なノズルを装着する

設定した空気圧で自動停止するので、まず自転車のタイヤの適正な空気圧を調べたところ、2.8-4.5barでした。電動ポンプで単位を指定してから空気圧を設定。今回は上限以下で4.25としておきました。

自転車のタイヤで適正空気圧を確認した
[U]ボタンで空気圧の単位を選択する
[-]/[+]ボタンの長押しで空気圧を設定する

さっそく注入開始。結構大きな音がするため、共有地で夜間の使用はためらわれます。20インチ、半分以上空気が残った状態からの作業で、20秒程度で満タンになりました。26-27インチで空気ゼロの状態からだと、2分以上かかるのではないでしょうか。

20秒程度で満タンに。設定した空気圧に到達すると自動停止する

なお、10回程度の使用のため耐久性は不明です。価格は本稿執筆時点で5,250円~。サイトによって価格にバラついており、競合製品も比較したほうがいいと思いますが、手押しでシュコシュコ頑張っているなら、小型の電動ポンプおすすめです。

【訂正】初出時に、タイヤの適正な空気圧に関する記述と画像に誤りがありましたので修正しました(8月10日 16時40分追記)

伊井タカシマ