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iPhone 18シリーズは知的な「パーソナルハブ」を目指す アップル新製品

アップルは9日(現地時間)、「iPhone 18」シリーズを発表した。ラインアップは「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」、そして同社初のフォルダブルスマートフォン「iPhone Duo」の3モデル。iPhone 17の後継機となる無印モデルやiPhone Airは登場せず、上位機種のみがリニューアルしたこととなる。

Pro/Pro Maxは12日から予約を開始し、18日に発売する。価格はiPhone 18 Proが219,800円(256GB)から、iPhone 18 Pro Maxが239,800円(256GB)から。iPhone Duoは364,800円(256GB)から。また、「Apple Watch Series 12」、「Apple Watch Ultra 4」や、「AirPods 5」も発表された。

今回の発表は、ティム・クック氏が退任し、ジョン・ターナス新CEO体制になって初の大型イベントとなる。オープニングスピーチでは、iPhone 18 Proで制作された映像のあと、一瞬ティム・クック氏が登場。「私じゃないよ」と語りかけて、ターナス氏に引き継いだ。

ターナス氏は、「我々のチームは、変わらず『世界で最高の製品を作る』というミッションのもと、あらゆる仕事に驚くべきレベルの協力と情熱を注いでいる。私たちは大きな発見と変革に満ちた未来を目にしており、AIはまったく新しい種類の体験を可能にする」と、AIがもたらす変化を説明。

アップルが目指す、AIのありかたとして、「AIが日常生活と、毎日使うアプリやサービス、製品を統合するとき、さらに便利な存在となる。デバイスがさらに不可欠な存在になることを、私は『インテリジェントパーソナルハブ』と呼んでいる。多くの機能と、個人の文脈(コンテキスト)に対する深い理解が交差することこそが、このアイデアを非常に強力にする」と説明。新たなiPhoneシリーズのAI活用とともに、オンデバイスモデルとプライベートクラウドによる、プライバシーへの配慮、1日以上のバッテリー駆動時間、追加のコストが不要であることなどについて語った。

最高のデザインとインテリジェント性能を持つiPhoneとして、新シリーズを紹介し、「これこそが、本当の意味で個人のためのパーソナルインテリジェンス」と強調。SiriがApple製品全体を結び、Apple Watchによるヘルスケア、リアルタイム翻訳のようなAirPodsの強力な新機能などに触れた上で、次世代のiPhone体験「インテリジェントパーソナルハブ」を紹介した。

製品の詳細は各記事で紹介している。

iPhone Duo

アップル初のフォルダブルスマートフォン「iPhone Duo」は、10月23日に発売。価格は256GBが364,800円から。

iPhone Duoは、開くと7.6型のインナーディスプレイを利用でき、閉じた状態では5.4型のアウターディスプレイを使える折りたたみ型iPhone。どちらのディスプレイ上でもメモを取ったり、スケッチをしたり、書類に注釈を加えるといった使い方が可能となる。

カメラは4,800万画素のFusionメインカメラシステムを搭載。生体認証にはサイドボタンに組み込んだTouch IDを採用している。

また、折りたたみ構造を利用した撮影機能として「Duo Preview」を搭載。撮影される人がアウターディスプレイを見ながら構図や自身の映り方を確認でき、背面の高解像度カメラを使ったセルフィーにも活用できる。FaceTimeでは「Duo FaceTime」に対応するなど、フォルダブルの特徴を活かした機能も多数用意している。

iPhone 18 Pro/Pro Max

「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」の特徴はカメラ機能。カメラシステムでは、新たに可変絞り機能を備えた「48MP Fusionメインカメラ」を搭載。レーザーカットした6枚の絞り羽根をローター機構で制御し、被写界深度や取り込む光量を調整する。

Fusionカメラは、可変絞り対応48MP Fusionメイン、48MP Fusion超広角、48MP Fusion望遠から構成される。最大8倍の光学品質ズームに対応する。カメラアプリには、新たに「Proコントロール」を搭載。絞りやシャッタースピード、ホワイトバランスを手動で調整でき、ヒストグラムによる露出の確認なども可能。写真の真正性を確認するための新機能「Apple Reference Image」などにも対応する。

チップは最新世代の「A20 Pro」。OSには「iOS 27」を採用し、ベータ版として提供される「Siri AI」に対応する。英語から提供を開始し、日本語には年内に対応予定。

Siri AIはApple Intelligenceを基盤とし、メッセージやメール、写真などに含まれる個人のコンテキストを理解。ユーザーが必要としている情報をアプリ横断で探したり、画面に表示されている内容に応じた操作を実行したりできる。

Siri AIはLINEにも対応予定

Apple Watch Series 12

Apple Watch Series 12は、高精度な心拍数センサーを搭載し、健康とフィットネスのための機能を強化。価格は71,800円から。

新しい心拍センサーは、一日を通して5秒ごとに心拍数を測定。継続的かつ受動的な測定により、ユーザーのフィットネスと身体的状態について、詳しい情報が得られるほか、「エクササイズ」と「ムーブ」のアクティビティリングもより正確になる。

また、今日一日の身体の状態をより深く知るための「準備度」も新機能として搭載。歩数の計測精度も向上した。今後新機能として、内蔵マイクとS11チップを使って、周囲の状況をApple Watchで把握する「オーディオインテリジェンス」も提供予定。

新しいヘルスセンシングシステムとS11チップを搭載した「Apple Watch Ultra 4」も9月18日から発売。価格は142,800円。

AirPods 5

AirPods 5は新たにノイズキャンセルに対応。AirPodsシリーズの最新モデルは全てノイズキャンセル対応となる。価格は通常の充電ケース付きモデルが23,800円、ワイヤレス充電ケース付きモデルが27,800円。

Apple Event September 9 2026: Introducing iPhone Duo and more