ニュース

パスポートのオンライン申請、iPhoneのマイナカードに対応 子どもの申請も簡単に

デジタル庁は25日、マイナポータルにおける「パスポート(旅券)」の申請画面を刷新した。「iPhoneのマイナンバーカード」を使った申請に対応するほか、子どものパスポート申請を簡単にするなど、多くの機能改善を行なっている。

「マイナポータル」アプリの「マイナアプリ」への刷新にあわせて機能強化したもの。iPhoneのマイナンバーカードに対応するほか、子などのパスポート申請の流れが簡単となり、国外転出済みの人もマイナンバーカードがあれば申請ができるようになる。

パスポートのオンライン申請の場合、窓口へ出向くのはパスポート「受取り時」の1回のみ。また、オンライン申請では手数料の支払いもクレジットカードで行なえる。新規申請、切替申請、記載事項変更、紛失届などにも対応する。なお、7月1日からはパスポートの発行手数料が値下げされており、有効期間10年のパスポートは、7,000円減額され、電子申請の場合は8,900円、窓口申請の場合は9,300円となっている。

iPhoneのマイナンバーカードに対応 子どもの申請も簡単に

新たに、パスポートのオンライン申請において、「iPhoneのマイナンバーカード」に対応。iPhoneのマイナンバーカード利用時には、暗証番号の入力と実物のマイナンバーカードの読み取りの代わりに、端末に設定された顔認証や指紋認証を使って、パスポート申請ができる。

なお、今秋対応予定の「Androidのマイナンバーカード」については、「順次対応」としており、今秋すぐには対応しない見込み。

あわせて、パスポートの申請画面を全面的に刷新。質問に応えながらパスポートの申請を行なえるようになる。

親権者は、子など(委任者)の申請もこの流れで簡単に行なえるようになる。「質問に答えて申請」画面の「誰のパスポートを申請しますか」の質問で「子などのパスポート」を選択し、画面の案内に沿って申請者情報を入力するだけで、申請できる。

従来必要となっていた、マイナポータル代理人の登録や戸籍電子証明書提供用識別符号(電子戸籍パス)の事前取得などは不要。また、申請時の戸籍情報などもマイナンバーカードから取得するため、手間やミスを減らした申請を可能とした。

また、国外転出済みで、マイナンバーカードを所有している人の申請に対応。マイナポータルからパスポート(旅券)申請し、在外公館で新たなパスポートを受け取れる。

その他細かな改善も

申請画面も刷新。「質問に答えて申請」画面により、パスポートを新規で取得する場合や、有効期間の満了前に更新する場合、名前や本籍地の変更に伴いパスポートの記載事項を変更する場合など、該当の申請種別を迷わず申請できるようになる。

さらに「顔写真・自署画像の登録画面」を改善。撮影やアップロードした画像について、マイナポータル上で拡大・縮小等の調整ができるようになる。また、入力途中のデータをマイナポータル内に保存し、ワンクリックで再開できるようになるなど、細かな改善を図っている。

パスポートのオンライン申請は、25年3月に開始。2025年のパスポートオンライン申請は36%となっている。今回、これまでマイナポータルに寄せられてきた多くの意見を反映し、スムーズなオンライン申請を行なえるように改善した。