レビュー

そろそろ「折りたたみスマホ」を使おう 「Pixel 11 Pro Fold」の"最新”が楽しい

Pixel 11 Pro Fold(本体カラーOlive)

2026年夏。折りたたみスマホが元気です。製品化の時期などの面で界隈を引っ張ってきたリーダー的存在のサムスンが、それまでの2機種体制を3機種体制へと拡充。OPPO、nubia(ZTE)に加え、気づけばモトローラも日本国内向け製品を投入しました。そして、折りたたみiPhoneの噂が関係者の間で駆け巡っています。

そんな中でも、GoogleのPixel 11 Pro Foldは注目の1台です。Pixelシリーズの2026年最新モデルとして、8月20日に発売を開始しました。お値段は279,900円から(Google ストア販売価格)となかなかですが、一般的なスマホとは決定的に違う体験ができます。

Pixel 11 Pro Foldは従来機種と比べて、どんな点がパワーアップしたのか? 標準スマホから折りたたみスマホへ移行したとき、どんな点にとまどいそうか? そして、AIの進化によってどんな機能が新しく追加されたのか? 実機に触れた感想をご紹介します。

前機種より画面が大型化&軽量化

今回発表されたPixel 11世代の4モデルは、2025年夏発売のPixel 10世代のスペックを順当に引き上げたものといってよいでしょう。端末の処理性能を左右するチップセットはそれまでのTensor G5からTensor G6へとステップアップし、AI処理性能を高めたとしています。また、日常的な利用感にかかわる部分でも、Webブラウジング性能が25%、アプリ起動速度が15%向上したとアピールしています。

ただ正直なところ、シリーズ全体を俯瞰すると、画面サイズやカメラ周りの刷新感は低めです。例えばPixel 11とPixel 10では、画面サイズおよびピクセル数はまったく同じ。背面カメラはセンサーサイズが大型化されているそうですが、スペックシート上の画素数は変化していません。

端末を開いた状態。画面右上に自撮り用カメラ
背面側。端末を開いた状態だと、こちらの外側ディスプレイは動作しません(特殊な自撮り撮影時などを除く)
折りたためば、この通り標準的なスマホの形状
折りたたんだ状態の右側面。指紋センサー兼電源ボタン、音量ボタンがあります
左側面はヒンジそのもの
上側面
下側面。USB Type-C端子と、SIMカードトレイなどはこちら側にあり

Pixel 11 Pro FoldとPixel 10 Pro Foldを比較すると、内側ディスプレイ(端末を折りたたんだ時に隠れる面)は8型で変わらず。ただし外側ディスプレイは6.4型から6.5型へと若干、大型化されました。筆者は普段、画面サイズ6.3型のPixel 10 Proを使っていますが、それと比べてもPixel 11 Pro Foldのディスプレイサイズは見劣りしません。

折りたたみスマホを巡る“あるある”として、「普段はそんなに開かず、外側ディスプレイばかり使う」というものがあります。つまり、いくら折りたたみスマホであっても、外側ディスプレイの使い勝手は非常に重要だということです。Pixel 11 Pro Foldであれば、「普通のスマホから乗り換えたら、画面がむしろ小さく感じる」という心配はないでしょう(Pixel 10 Pro XLやiPhone 17 Pro Maxなどはまた別の話)。

左がPixel 11 Pro Fold、右が筆者私物のPixel 10 Pro。画面サイズはこれだけ違います
折りたたみスマホとはいえ、端末を開かない閉じた状態で画面を操作するシーンは非常に多くなります

サイズ感・重量感はどうでしょうか。まず外形寸法はほとんど変わりません。

一方で、重量は258gから239gへと、19g軽くなっています。バッテリー容量が5,015mAhから4,806mAhへ減少しているのも1つの要因でしょうが、10g以上軽くなり、それでも画面サイズは0.1インチぶん大きくなった点は、十分評価に値するでしょう。さらに、Pixelsnapにも対応しているので、保護ケース未装着でもQi2充電器などにマグネット固定できるのも魅力です。

開くとこの厚み。これ以上薄くするには、USB Type-C端子やSIMカードトレイをなんとかする必要がありそう?

普通のスマホから乗り換えた時、つまずきそうなポイント

一般的な板状スマホから折りたたみのPixel 11 Pro Foldへ乗り換えたとき、まず気になるのは指紋認証センサーの位置でしょう。

他のほとんどのPixelシリーズとは異なり、画面内センサーではなく、右側面の電源ボタンが指紋センサーを兼ねています。とはいえ、精度不足を感じることはなく、さらに自撮り用カメラを用いた簡易的な顔認証もサポートしているので、今回試用した範囲では特にイライラを感じたりはしませんでした。

ただし、充電スタンドなどに固定した際の使い勝手は、画面内センサーのそれとは違うのでご注意ください。

指紋センサー兼用の電源ボタン

本体の厚みも念頭に入れておきたいところです。折りたんだ状態の厚みは10.1mmですが、これが前年発売のPixel 10 Pro(非折りたたみ端末)では8.6mmです。数値上は2mm未満の差ですが、実機で比較するとその違いは歴然としています。一昔前のスマホと比べればだいぶ薄いですが、それでもズボンの尻ポケットに入れて持ち運ぶ運用は、個人的には避けたいと考えます。

Google Pixel 11 Pro Fold(左)が折りたんだ状態で厚さ10.1㎜であるのに対し、2025年発売のPixel 10 Pro(右)は8.6㎜

背面カメラのレンズ配置は、左上スミに集約されたデザインとなっており、Pixelの代名詞的デザインであるカメラバーとはかなり趣を異にします。

カメラバーは、スマホを机上に置いて電卓的に操作するシチュエーションとの相性(設置安定性)がバツグンで、隠れた魅力の1つだと筆者は考えていますが、その意味においてPixel 11 Pro Foldは若干ですが劣ります。まぁ、画面をよほど乱雑に押さない限り、影響はないと思いますが……。

カメラのレンズはガッチリと段差があります。この面を床に付けた状態で画面操作すると、ややガタつくのでご注意を

純正の保護ケースは、2つのパーツに分かれています。端末の開閉に応じてヒンジカバーが可動し、背面や外側フレーム部をまるっと保護してくれます。

純正保護ケースのパーツ構成
装着すると背面はこのように
折りたたんでもヒンジをしっかりとカバー

カラフルLED「HiLight」は、現状ではオマケ的

Pixel 11世代では、名称に「Pro」が付くモデルにおいて、「HiLight」という機能が追加されました。Pixel 11 Pro Foldも対象に含まれます。

大抵のスマホには、カメラ撮影の補助用にLEDライトが内蔵されていますが、これを多色発光できるようにし、さらに着信通知などにも応用したのがHiLightだと言えます。HiLight専用LEDが別途追加されている訳でなく、カメラ補助ライトを一時オンにするのと同じ部分が点灯するかたちです。

HiLightをPinkカラーに光らせた状態

HiLightが有効になるのは、お気に入りの連絡先からの着信時と、Gemini関連の動作が行なわれているとき限定。着信時のカラーパターンは5色から選べます。また設定は、連絡先アプリにおいて、着信の鳴り分けなどと同じように行ないます。

実装の意図は分かるのですが、それが効果を発揮しているかと言われれば、現状ではなかなか微妙というか、オマケ的な存在です。着信に連動して光るのは確かに便利ですが、あくまでも着信中だけ。不在着信に気付いていないときに光り続けたりはしません。特定アプリだけでもいいので、プッシュ通知を開くまで光り続けるとか、さらなる拡張を期待します。

連絡帳アプリの個人詳細画面から、HiLightの点灯を設定

画面の大きさ、そして艶やかさこそ、折りたたみスマホの華

折りたたみスマホ最大の魅力。それはやはり、画面を開いた時の鮮烈な印象と、2つのアプリの同時起動時の利便性でしょう。

大画面の鮮烈さを一番実感するのは、撮り貯めた写真や動画の閲覧です。思い返せば、フィーチャーフォン(いわゆるガラケー)時代でも内蔵カメラで写真を撮り、3型程度のディスプレイで直接閲覧していました。それがスマートフォンになり、同じ写真であっても4~6型に大型化したディスプレイで見ると、大きく印象が変わったことをご記憶の方も多いでしょう。

折りたたみスマホであるPixel 11 Pro Foldは、まさにその体験の延長線上にあります。特に最近は、Google フォトアプリを通じて過去10年分以上の写真を手元ですぐ見られるようになっています。かつて撮った写真を、より大きなディスプレイでみるとここまで印象が違うのか。そう実感するはずです。

昔撮った写真でも、最新の大画面端末で閲覧すると、その味わいはグッと増します

同様に、地図アプリも恩恵は大きいと感じます。Google マップはキーワード検索の効率も高く、目的地探しには通常スマホでも苦労しません。しかしPixel 11 Pro Foldの8型ディスプレイで実際に目的地周辺の地図を開くと、「近所にこんな店があったのか」「あれ、意外と隣の駅が近いぞ」等々、思わぬ発見の機会が増えるように感じます。

地図も大画面とは相性バツグン。そういえば、東京駅周辺だけでも、気になるけどまだ行ったことのないお店がたくさんあったっけ

2つのアプリの同時起動(画面分割)も、実に重宝します。代表的なのが、カレンダーとメールの同時起動です。カレンダーで予定の埋まり具合を横目で見ながら、メールに返信する。もちろん通常のAndroidスマホでも、ホームバーを左右にスワイプすれば、アプリを簡単に切り替えられます。しかし、“同時”かつ“実用的なサイズ感”での表示は、折りたたみスマホの独壇場です。

アプリの同時起動は、折りたたみスマホの真骨頂。なにか情報を参照しながら、別の文章を書くような作業がはかどります

操作も簡単です。まず1つのアプリを利用中、追加で呼び出したいアプリがあったらホームバーを短めに上スワイプします。するとアプリの候補および全アプリ一覧呼び出しアイコンが列記されるので、対象アプリを画面の左方・右方どちらかへドラッグすれば、OKです。1アプリに戻したいときは、画面中央、アプリとアプリの間にあるバーアイコンを画面の左右いずれかの端までスワイプします。表計算アプリと電卓、PDFビューアーとウェブブラウザー等、組み合わせも自由。動画やライブチャットを専用アプリで見ながら、SNSに投稿するようなスタイルも苦になりません。

またAndroid 17では、アプリを吹き出し風のミニ画面で表示する「バブル」が利用できます。アプリ同時起動の用法がさらに拡張された格好です。

ホームバーを上に短くスワイプすると(ホーム画面を経由せずに)アプリ一覧が出るので、目的のアプリを画面左右どちらかにスワイプ
「バブル」機能を使えば、ちょっと使いたいアプリをこまめに呼び出すのが便利に

メッセージに関連しそうなアクションを具体的に提示

コンテンツの迫力アップ、アプリ同時起動の利便性は、画面サイズ10型級のタブレットでも味わうことはできます。では、Pixel 11 Pro Foldならではの部分はなにか。その答えは、最新AI体験ということになるでしょう。

Googleは5月、「Gemini Intelligence」を発表しました。簡単なテキストでの指示(プロンプト入力)で、長文やイラストを書き出す生成AIはすでに普及していますが、これをさらに拡大。アプリの切り替えだったり、本来なら人力操作する内容を、AIがフォローしてくれるようになるといいます。Pixel 11シリーズは、そのGemini Intelligenceへのいち早い最適化が、大きなアピールポイントとなっています。

ただ残念ながら、Gemini Intelligenceはいままさに開発が進められている段階であり、特に日本語対応については限定的と言わざるを得ません。真価を発揮するにはもう少し時間がかかりそうです。

とはいうものの、現状でも先鞭的機能として「先回りアシスト(Proactive Assistance)」が利用できるようになっています。設定画面で機能をオンにし、さらに連携したいアプリを許可すると、動作します。スケジュールやメッセージ内容など、プライバシーにかかる部分でもあるため、利用にあたってはかなり高頻度に確認が求められます。

本体設定のメニュー最上位に、「先回りアシスト」の項目が追加されていました
「先回りアシスト」そのものをオン/オフにするかの設定
「先回りアシスト」で利用するアプリを選択
「先回りアシスト」はさらにGeminiのパーソナルインテリジェンス機能とも連携するので、その設定も行います

機能をオンにして、例えばSMS/RCS対応のメッセージアプリ(Google メッセージ)で「〇〇日に遊びたいけど、予定空いてる?」というメッセージを受信したとします。これに対し、従来のPixelでも、受信メッセージのすぐ横にカレンダー起動ボタンが表示されるなどの対応は行なわれていました。

ですがPixel 11 Pro Foldはさらに踏み込んでおり、メッセージアプリを切り替えることなくそのまま、カレンダーアプリに登録された当該日の予定が引き写しされるようになっています。

対象になりそうなメッセージが到着。メッセージ入力欄とは別に、「スケジュールを確認」の表示が。これが「先回りアシスト」の効能です
そして「スケジュールを確認」をタップすると、カレンダー呼び出しショートカットが表示されるだけでなく、実際に登録済みの予定までミニカード形式で表示されます

確認した範囲では、「〇〇駅近くでおすすめの飲食店ある?」というメッセージを受信すると、やはりメッセージアプリを離れないまま、小型のカードのようなインターフェイスでGeminiアプリに質問をし直すこともできました。

届いたメッセージによっては、「レストランを探す」という提案も
タップすると、Geminiのプロンプトが表示。ここでは「神田駅」「ラーメン」とまで入っているのがポイントですね

これは強力! 新・音声入力の「Rambler」

もう1つ、AIの進化を感じさせるのが音声入力です。Gboardアプリで文字入力をする際、マイクアイコンのタップで起動する音声入力機能がより強化されました。「Rambler」と名付けられています。

文字入力のGboardから呼び出せる、新しい音声入力「Rambler」。初回起動時は、このような確認画面が出ます

インターフェイスはほとんど変わりませんが、「えーっと」「あの」というような、いわゆる“フィラー”がきれいにカットされます。これだけでもなかなかのインパクトですが、マイクアイコンを再タップして音声入力を終了した後、もう1度アイコンタップをして「9時って言ったけどやっぱり12時にする」と言えば、それが生成AI入力のプロンプト的に機能し、元の入力文が修正されます。

音声入力中のインターフェイスも、今までとはちょっと違います
こちらが入力リザルト。「明日の献立を考えてみようかな」とだけ表示されていますが、実際にはその前に「えーっと、そうだな、どうしようかな」というような内容を口にしています。しかし、そうした余計な部分を見事にカット

この機能の実用性は、相当のものです。これまでの音声入力は、機能として便利だとわかっていても、誤変換はそれなりにありました。意図した言葉を100%確実に入力したいなら、結局キーボードを使ったほうが早い面という現実もあったでしょう。

しかし、これがRamblerだと、仮に間違って判定されても、あるいは途中で気が変わって入力を変更したくなっても、気軽に修正できる。この意義はかなり大きいと言ってよいでしょう。

動画を撮影しながら写真を出力する「マジックキャプチャー」

カメラ関係の機能で特に大きくアピールされているのが、マジックキャプチャーです。専用モードで動画撮影をすると、際立ったシーンを特に静止画として抜き出し、動画とは別に自動で保存してくれます。

カメラアプリを立ち上げると、静止画撮影・動画撮影モード切替アイコンの隣に、見慣れないアイコンがあります。これがマジックキャプチャーの専用モード。切り替えた後、シャッターボタンを押すと、最長2分間の連続撮影がスタートします。専用モードのため、オプション設定などは通常と比べて制限され、ズーム倍率も2倍までとなります。

画面の下方、静止画・動画撮影モードに並んでいるのが「マジックキャプチャー」。ズーム倍率や画質設定など、多くの設定は変更できなくなります

下の画像は、噴水をマジックキャプチャーで撮影したものです。水の勢いが小康した状態から撮影を開始し、約45秒ほど過ぎて全開になったのですが、その最も勢いある状態の静止画がしっかりと抜き出されていました。

マジックキャプチャーで実際に撮影した動画
撮影動画の中から実際に出力された静止画。動画の画質はフルHD未満ですが、静止画は4,000×3,000ピクセルと、大きくなっています

元となる動画の画素数は1,440×1,080ピクセル。そして、自動出力される静止画のサイズは4,000×3,000ピクセルを基本に、その都度若干の調整が入るようです(AIベースでスケーリングが行なわれているのでしょう)。

動画画質によりこだわるなら動画モードで4K撮影だったり60FPS撮影を選択するしかありませんが、SNSに投稿したり家族・友人間での共有が主眼であれば、マジックキャプチャーは活躍するでしょう。赤ちゃんやペットの撮影には威力を発揮しそうです(動物園のレッサーパンダで試したかった……)。

ただ、連続撮影時間はあくまで2分まで。さらに撮影後、端末がかなり熱をもっていたのは気になりました。

折りたたみスマホは高い! でも、やっぱり“楽しい”んだ

Pixelシリーズの折りたたみ端末は、2023年7月発売の初代モデル(Pixel Fold)以来、年1回ペースで新機種が投入され、Pixel 11 Pro Foldで4世代目となります。この間、地道な改良が続けられ、Pixel 10 Pro Foldとの比較でも、カバーガラスの割れにくさ向上、ヒンジ改良などで「強度は3倍になった」とアピールしています。

同時発売のPixel 11世代各モデルとの比較では、5G電波のミリ波対応はPixel 11 Pro Foldだけの特権です。ミリ波のサービスエリアはまだまだ限定的ですが、混雑エリア対策などで少しずつ利用が広がっています。速度差などを実感できるかは難しいですが、“つながる安心感を得る”という意味では明らかなアドバンテージとなります。

そして言うまでもなく、画面のサイズ感であり、それによってもたらせる“楽しさ”は、折りたたみスマホ体験の中核です。現状、一般的な板状スマホの画面サイズが7型を超える未来は想像できません。かといって9~10型のタブレットをスマホ的に持ち運んで運用するのは無理があります。「荷物を増やさず、それなりの大画面端末が欲しい」なら、折りたたみスマホは唯一無二の選択肢です。

最近は、動画を視聴する需要が高まっています。Pixel 11 Pro Foldの8型ディスプレイは、その形状が正方形に近いため、横長アスペクトのコンテンツを再生しても画面上下に黒帯が入ってしまうという不満の声は出るでしょう。

しかし、動画アプリと他の何かを“同時に利用する”なら8型ディスプレイは絶対的に活きてきます。

横長アスペクトの動画をせっかく全画面再生しても、黒帯が上下に入ってしまうという不満は多いそう
とはいえ動画を見ながら、気になる事項をブラウザーでチェックできるのも折りたたみスマホ。これなら、推し活も捗ります

課題は価格です。ストレージ容量256GBのモデルでも約28万円と、高コスパ端末なら余裕で3台は買える計算です。これを皆が皆、買うというのはまだ難しいでしょう。

冒頭で「折りたたみスマホが元気」と書きましたが、今後は関連アプリの開発活性化にも期待したいところです。折りたたみスマホの種類が増えればそれだけ、折りたたみ仕様を考慮したアプリが増加するのではないか。ましてや折りたたみiPhoneが実現すれば、さらなる追い風となる可能性もあるでしょう。スマホ普及以降、位置情報や移動距離と連動したゲームアプリが登場したように、折りたたみスマホによりフィットしたキラーコンテンツが現れてほしいものです。

Pixel 11 Pro Foldをオススメしたいのは、スマホを使う機会がとにかく多い方、そして新しいものに触ってみたい方、ということになるでしょう。筆者も、前例踏襲でPixel 11 Proにするか、背伸びしてPixel 11 Pro Foldにするか、まだ迷いまくっております。価格差は約10万円です。

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森田秀一

1976年埼玉県生まれ。学生時代から趣味でパソコンに親しむ。大学卒業後の1999年に文具メーカーへ就職。営業職を経験した後、インプレスのウェブニュースサイトで記者職に従事した。2003年ごろからフリーランスライターとしての活動を本格化。おもな取材分野は携帯電話、動画配信、デジタルマーケティング。「INTERNET Watch」「ケータイ Watch」「AV Watch」「Web担当者Forum」などで取材レポートを執筆する。近著は「動画配信ビジネス調査報告書 2021」(インプレス総合研究所)、「BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引2020」(共著、インプレス総合研究所)。