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新「マイナアプリ」公開 マイナポータル+スマホだけで本人確認

デジタル庁は25日、「マイナポータルアプリ」をアップデートし、「マイナアプリ」としてリニューアルした。マイナポータルアプリに「デジタル認証アプリ」の機能を統合し、より使いやすいアプリを目指す。

新しい「マイナアプリ」は、マイナポータルアプリとデジタル認証アプリを統合することで、ひとつのアプリでマイナンバーカードの本人確認を完結可能とする。統合に伴い、アプリの呼称を「マイナアプリ」に改めるほか、アプリアイコンの変更や、画面デザインの改善なども行なう。

アプリは、iOS/Android版が用意され、App StoreとGoogle Playからダウンロードできる。マイナポータルアプリをインストール済みの場合は、アップデートで自動更新される。

マイナポータルアプリからマイナアプリへ

なお、マイナポータルアプリは、マイナアプリになるが、「マイナポータル」のサービスは同名称で継続。アプリだけでなく、PCなどからもマイナポータルを利用できる。

スマホだけで本人確認

マイナアプリでは、マイナポータルにおける行政サービスや健康保険証など自分の情報の確認、サービスの検索などの機能はそのまま継承しながら、従来別アプリとして提供していた「デジタル認証アプリ」の機能を統合。様々なサービスや手続の本人確認をアプリひとつで実行できるようになる。

マイナアプリ

「デジタル認証アプリ」は、官民の様々なサービスで、マイナンバーカードを利用した認証・署名を行なうアプリで、金融機関の口座開設時の本人確認など多くの民間サービスでも利用されている。1,000以上のサービスから利用申請が行なわれており、最近の事例では、「東京アプリ」の11,000ポイントキャンペーンや、ポケモン「プレイヤーズクラブ」などの本人確認などでも活用されている。

2つのアプリを統合したことで、アプリの窓口を「マイナアプリ」に一本化し、より分かりやすいサービスを目指す。

これまでのマイナポータルアプリのダウンロード数は7,941万件。一方のデジタル認証アプリは24年に公開され、まだ2年程度ということもあり、761万件と利用者数には大きな差があった。より利用基盤が大きい「マイナアプリ」に集約することで、本人確認の基盤としてのマイナンバーカードを強化していく。

また、従来のデジタル認証アプリでは、本人確認時に「iPhoneのマイナンバーカード」「Androidスマホ用電子証明書」を利用できず、実物のマイナンバーカードを利用する必要があった。マイナアプリは「iPhoneのマイナンバーカード」「Androidスマホ用電子証明書」に対応し、実物のカードを取り出さずに、スマホだけで本人確認可能となる。

このように、マイナアプリへの統合により、マイナンバーカードを使った本人確認や、マイナンバーカードの機能のスマートフォンへの追加を強化。本人確認の基盤としてのマイナンバーカードをより使いやすくしていく。

マイナアプリ対応のサービスは、マイナポータル、e-Taxなどのほか、「メルカリアカウント回復サービス」、「三菱UFJ銀行スマート口座開設」、「CHARGESPOT」、「LIBE企業年金マイページ」など300以上(6月時点)

デジタル社会の基盤になるマイナアプリ

アプリのリニューアルにあわせて、アプリアイコンも刷新。桜をモチーフにし、スマートフォンの画面でも見つけやすくわかりやすいように、シンプルで機能的なデザインとした。なお、リニューアル後も一定期間は「マイナちゃん」のキャラクターを継続予定で、「いまのところ年内を目処に(マイナちゃんが無いものに)切り替える」(松本デジタル大臣)としている。)

マイナアプリは、マイナポータルアプリから自動更新されるが、初回の利用時に、マイナンバーカードを使った利用登録が必要となる。デジタル認証アプリでは、次回の認証・署名またはアプリの起動時に「マイナアプリ」に誘導される。

なお、マイナアプリがスタートすることで、本人確認を含めたより多くの機能がスマホ1台で利用可能となり、扱う情報の重要度も高い。そのため、マイナアプリでは、利用中のスマートフォンにおけるロック設定(PIN、顔認証、指紋認証など)を「必須」としており、未設定の場合はマイナアプリを利用できない。

マイナポータルでは、今後の機能強化として、「自治体から住民へのプッシュ型お知らせ配信」機能を27年3月に実装予定。また、AIエージェントでのマイナポータル内のサービスの利用実現に向け、2027年度中を目途にMCP等の基盤構築を目指す。

(画像・資料提供:デジタル庁)