ニュース
LUUP、通行禁止区域で電動キックボード自動停止 京都・鴨川沿い
2026年6月23日 12:35
Luupは、京都府および京都府警と連携し、鴨川沿いでの通行禁止区域において特定小型原動機付自転車の走行を防止する「地域みまもりストップ機能」を導入した。対象は電動キックボードで、順次適用する。
地域みまもりストップ機能は、車両に搭載したGPSを用いて走行位置をリアルタイムに把握し、特定箇所での走行が確認された場合、音声案内とともに自動で緩やかかつ安全に走行を停止させるもの。音声案内を行なう点や、安全面を考慮してエリア設定する点は独自のもので、業界初の試みとする。
Luupは、京都市内で観光振興と市民の暮らしやすさの両立を目指し、オーバーツーリズムの緩和に貢献する交通インフラの整備に取り組んできた。一方、通行が禁止されている鴨川沿いの河川敷の一部区間で、電動キックボードなどの走行が確認されていたことから、同機能を導入した。
なお、走行の遠隔制御は、車道など車と混在する環境において、ユーザーが意図しないタイミングで停止した場合、事故リスクが高まる懸念があることから、車が存在しない環境に限定して適用する。
京都エリアではこのほか、安全対策として「手押しゾーン」の設定や、危険行動検知システム「LUDAS」に基づく警告・ペナルティ制度、誤進入防止サポート機能などを導入している。
手押しゾーンでは、四条通や河原町通など、自転車や電動キックボードの通行が禁止されている道路をアプリ内で赤く表示し、ライド前にポップアップで注意を促す。
LUDASは、車両に搭載したGPSで取得した移動経路データなどをもとに、ユーザーの危険な行動を検知する同社独自のシステム。京都エリアでは、公園・広場など道路以外の広い空間での走行、通行禁止道路の走行、大通りでの逆走や逆側歩道走行などを検知対象としている。
誤進入防止サポート機能は、進入してはいけない場所をアプリ内で事前に知らせる機能。電動アシスト自転車と電動キックボードの双方に適用され、ユーザーは走行ルートと進入禁止場所をマップ上で確認できる。
また、祇園祭の期間中は、京都市中心部で交通ルールの啓発を実施。各鉾立て期間から宵々山、山鉾巡行にかけて、通行禁止道路に面した一部ポートを特定の時間帯に利用停止するほか、アプリ内での啓発や、一部ポートへの交通規制案内ポスターの掲出を行なう。



