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フル電動旅客船が日本橋-豊洲で定期運航 民間企業で日本初
2026年4月15日 13:21
三井不動産は、1月から始動している舟運プロジェクト「&CRUISE」において、国内初の民間企業によるフル電動旅客船の定期航路である「Nihonbashi e-LINER」の定期運航を4月26日に開始すると発表した。観光汽船興業を運航主体として、日本橋~豊洲間を運航する。片路運賃は、5月31日までのキャンペーン料金で大人900円、小学生450円。
航路は豊洲船着場(アーバンドックららぽーと豊洲)~日本橋船着場(中央区防災船着場)で、片路約25分。豊洲発、日本橋発それぞれ1日9便で、毎日運航する。ただし、4月30日、5月7日、5月13日、5月14日、5月21日、5月27日、5月28日を除く。
Nihonbashi e-LINERは自転車ごとの乗船やベビーカー、車椅子の乗船にも対応。レジャーのほか通勤や買い物など日常での利用も想定し、船内には高さの異なるシート、船内で仕事をする人に向けたテーブルや、フリーWi-Fi、コンセントを装備する。また、緊急物資の水上輸送、傷病人の移送や緊急搬送など、有事対応も想定している。
電動船の特徴として、静音、低振動、燃料臭気ゼロを挙げている。最大搭載人員は62名(船員2名含む)。
新艇就航を記念して、5月31日までの期間限定で「Hello♥Nihonbashi e-LINERキャンペーン」を実施。割引運賃の大人900円、小学生450円で乗船できる。6月1日以降は大人1,000円~1,500円。事前乗船予約・販売はWebサイト「東京舟旅」、予約受付開始は4月15日15時。
全長(防舷材を除く)は17m、型幅(防舷材を除く)は4m、総トン数は約17t。推進装置の種類・連続最大出力・基数は永久磁石式水冷電動モーター・90kW・2基。推進用リチウムイオン電池の種類はチタン酸リチウムイオン二次電池、数量・定格容量は240個・298.08kWh。試運転最高出力は8ノット以上、航続時間は8時間以上(速力6ノット・空調機未使用・電池環境温度25℃)。
日本橋周辺エリアでは、首都高速道路日本橋区間地下化事業と5つの再開発事業が連携し、空と川に開かれた街づくりが進められている。Nihonbashi e-LINERでは、水陸交通の要衝であった江戸・日本橋において、水辺の再生とともに、生活の中心に舟運が戻るという目標を掲げている。









